外国人にも知ってほしい!日本のスラングの楽しい使い方
2022/3/24 最終更新
日本に住んでみると、日本語学習では出てこなかった言い回しを日本人がよく使っていることに気がつくと思います。
その年ごとや時代で流行ったスラングで消えていく言葉もありますが、そのスラングがすでに一般的な言葉になり、長い年月通常の生活で使われることで辞書に採用されることもあります。これらのスラングを理解できれば、さらに日本語への理解が進むはずです。
日本語のスラングを学ぼう!
外国でも少なからず同じ感覚があると思うのですが、スラングは会話のリズムをつけたり表現をプラスするのに役立つことがあります。
日本で日常会話のレベルをアップするために、自分では使わないとしても、ある程度のスラングを理解できるようにしておくことは重要です。
スラングを理解できれば、日本人との会話もさらに盛り上がるはずですので、是非代表的なスラングを覚えておくことをおすすめします。
ただ、あまりにも流行に乗ってスラングを乱用したり、ビジネスシーンで使ったりしてしまうとかえって印象が悪くなってしまうこともありますので、使うシーンに十分注意しましょう。
日本で定着しているスラング
ここでは、日本に暮らす外国人の皆さんに役立つように、比較的ポピュラーで、すでに日本人の中で定着しているスラングをご紹介しましょう。
イメージとしては、若者だけでなく広い世代で理解が共通していると思われるスラングです。
① マジ / マジで:『まじめ』から派生したスラング
例:「マジ?(本当?)」「マジで疲れた(本当に疲れた)」
② 超(ちょう)/ めっちゃ:『すごく・めちゃくちゃ』の意
例:「超カッコいい!(すごくカッコいい!)」「めっちゃおいしい!(めちゃくちゃおいしい)」
③ ムカつく:『ムカムカする、嫌いだ』などの意
例:「超ムカつく(すごくムカムカする)」「あの上司、ムカつく(あの上司、嫌い)」
④ ダメ元で:『ダメで元々、ダメだと分かっているけれど』の意
例:「ダメ元で告白する(ダメだと分かっているけど告白する)
⑤ イケメン:『素敵、カッコいい男性』の意(語源はイケてる=良い+メンズ=男性 / 面=顔)
例:「Aちゃんの彼氏、イケメンだよねー(カッコいいよねー)」
⑥ 元カレ・元カノ:『元々の(過去の)彼氏・彼女』の意
例:「元カノのことが忘れられないんだよね」「さっき偶然元カレに会っちゃった」
⑦ チンする:『レンジで温める』(語源はレンジの音「チン!」)
例:「冷蔵庫のおかず、チンして食べてね(温めて食べてね)」
⑧ ダサい:『かっこ悪い、田舎くさい、古くさい』などの意(語源は諸説あり)
例:「この服、ダサいよね(田舎くさいよね)」
⑨ ハマる:『夢中になって抜け出せない』の意(ピッタリハマって抜け出せないイメージから)
例:「最近このケーキにハマってるんだ(おいしくてやめられない)」
⑩ ビビる:『怖がる、怖気づく』の意(語源はビクビクするの略など諸説あり)
例:「事故にあいそうになって、超ビビったよ!(すごく怖かったよ!)」
若者がよく使うスラング
① エモい:『感動した、切ない』などのこころの動きを表す(語源は英語のmotional)
例:「あの映画のラストシーン、エモかった!(感動した!)」
② ヤバい:『危ない』『最高、おいしい、かわいい、かっこいい…』など、悪い意味と良い意味どちらにも使える
例:「このラーメンヤバい!(最高においしい!)」「これ以上あの人に関わるとヤバいよ(あぶないよ)」
③ ウザい:『めんどうくさい、わずらわしい』の意(語源はうざったい)
例:「あの上司、超ウザい(すごくめんどうくさい)」
④ キモい:『気持ち悪い』の意
例:「あのキャラクター、キモかわいいね(気持ち悪いけどかわいい)」
⑤ ディスる:『否定する、侮辱する、悪口を言う』の意(語源は英語のdisrespect)
例:「Aさんが、Bさんのことディスってたよ(悪口言ってたよ)」
⑥ 盛る / 盛ってる:『実際より大げさに、良く見せること』の意
例:「今の話、絶対盛ってるでしょ!(大げさに話してるでしょ!)」
⑦ ググる / タグル:『ネットで調べる』の意(語源はGoogle、ハッシュタグ/たぐり寄せる)
例:「分からなかったら自分でググってよ / タグってよ(自分で調べてよ)」
⑧ ワンチャン:『可能性』の意(語源は英語のone chance)
例:「もしかしたら、ワンチャンあるかもよ!(可能性あるかもよ!)」
SNSで使われるネットスラング

日本にも、SNSで良く使われるスラングがあります。特に若者の間では、チャットなどでコミュニケーションツールとして使われますので、覚えておくとスムーズに会話ができます。
ここでは、いくつか代表的なネットスラングをご紹介しましょう。
①(笑)/(爆笑)/(爆):『面白い、笑える』の意
かなり昔から使われているネットスラング。(爆笑)より文字数の少ない(爆)でも伝わる。
② 草 / www:『面白い』の意
笑うの頭文字wをつなげて面白さを表現。wwwとつなげると、草のように見えることから、「草」の一文字で面白いという意味になる。
例:「それはマジで草(それは本当に面白い)」
③(泣):『悲しい、泣ける』の意
(笑)と同じく長く使われているネットスラング。
④ おk:『OK』の意
ひらがな変換のキーボードで「OK」と打つ時に、「おk」となることから、手間を省くために共通のネットスラングとして認識される。
まとめ
日本のスラングはいかがだったでしょうか。
日本に住んでいる方は、すでに聞いたことや使ったことがあると思います。スラングは時代によって移り変わっていくものでもあるので、時代遅れと言われないように、その年の流行などもチェックしながら日本人とのコミュニケーションを楽しんでください。
参考:Coto academy https://cotoacademy.com/top-japanese-slangs-to-learn/
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