【最新】よく使われる日本語のスラング一覧!意味や使い方を例文付きで解説

日本に住んでいると、日常的に耳にするスラングがあります。これらの言葉は、若者を中心に使われることが多く、時には新しい流行が生まれたり、長年使われ続けることで辞書にも載ることも。

この記事では、実際に使われる日本語のスラングを、意味や使い方を例文と一緒に紹介します。ぜひ、あなたも日本語での会話で使ってみてください!

日本語スラングとは?

日本語のスラングは、日常の会話をもっとカジュアルに、楽しくしてくれる言葉です。日本語を学んでいるなら、これらを覚えておくと、より自然な会話ができるようになりますよ。

日本のスラングの特徴

日本語には英語から借りた言葉が多く、「和製英語」と呼ばれます。例えば、「スマートフォン(smartphone)」が「スマホ」、「ドンマイ」が「Don’t mind」から派生し、「気にしないで」「大丈夫」という意味で使われます。日本のスラングは、こうした英語の言葉が日本の文脈で新たな意味を持つことが多いです。

また、日本語にはフォーマルな言葉のルールが厳格で、「敬語」という特別な言葉があります。スラングは目上の人には使わず、友達との会話で使いましょう。

 TPOが大事!日本語スラングの正しい使い方

スラングは会話を楽しく、リズムよくする大事な要素です。特に日本では、日常会話で使うスラングを理解していると、コミュニケーションがもっと盛り上がり、自然に会話できるようになります。

ただ、スラングを使う場面には気をつけたいところ。流行りの言葉を多用したり、ビジネスの場や目上の人との会話で使ったりすると、印象が良くないことも。だから、TPOをしっかり考えて、カジュアルな場面ではスラングを使い、フォーマルな場ではしっかりとした言葉を選ぶことが大切です。

【一覧】日本でよく使われる日本語スラング

日常会話でよく使われる、日本で定番のスラングを紹介します。これらは、年齢や性別を問わず多くの人に理解されている言葉ばかりなので、覚えておくと便利ですよ!

マジ / マジで

  • 意味:「本当に」という意味で、元々は「まじめ」から派生したスラングです。
  • 例:「マジ?(本当?)」「マジで疲れた(本当に疲れた)」

超 / めっちゃ

  • 意味:「とても」、「非常に」という意味で、強調したい時に使います。
  • 例:「超楽しい!(すごく楽しい!)」「めっちゃおいしい!(めちゃくちゃおいしい)」

ヤバい

  • 意味:もともとは「危険」や「まずい状況」を意味していましたが、最近では「すごい」「最高」といったポジティブな意味でも使われます。
  • 例:「このラーメンヤバい!(すごくおいしい!)」「これ以上あの人に関わるとヤバいよ(危ないよ)」

ムカつく

  • 意味:イライラする、腹が立つという感情を表します。
  • 例:「超ムカつく(すごくムカムカする)」「あの上司、ムカつく(あの上司、嫌い)」

ウザい

  • 意味:「うざったい」の略で、人や物事に対して不快感を覚える時に使います。主に人の行動や言動が面倒くさい、煩わしいと感じる場合に用いられます。
  • 例:「あの人の話し方、マジでウザい(うざったい)」「あの上司、超ウザい(すごくめんどうくさい)」

キモい

  • 意味:「気持ち悪い」を意味し、見た目や行動が不快だと感じる時に使います。
  • 例:「あの虫、キモかった(気持ち悪かった)」「あのキャラクター、キモかわいいね(気持ち悪いけどかわいい)」

盛る / 盛ってる

  • 意味:実際よりも良く見せるために大げさにすること。SNSでよく使われます。
  • 例:「今の話、盛ってるでしょ!(大げさに言ってるでしょ)」「この写真盛れてる!(すごく可愛く撮れてる)」

ダメ元で

  • 意味:ダメで元々、失敗しても損はないという意味で、リスクを覚悟の上で挑戦する時に使います。
  • 例:「ダメ元で告白する(ダメだと分かっているけど告白する)」

イケメン

  • 意味:見た目が良い男性を指す言葉で、イケてる(素敵な)メンズ(男性)の略です。
  • 例:「Aちゃんの彼氏、イケメンだよねー(カッコいいよねー)」

元カレ・元カノ

  • 意味:過去に交際していた男性(元カレ)や女性(元カノ)を指します。「元恋人」とも言えます。
  • 例:「元カノのことが忘れられないんだよね」「さっき偶然元カレに会っちゃった」

チンする

  • 意味:食品を電子レンジで温める行為です。電子レンジの音「チン!」から来ています。
  • 例:「冷蔵庫のおかず、チンして食べてね(温めて食べてね)」

ダサい

  • 意味:流行に乗れていない、見た目が悪い、時代遅れのことで、ファッションや行動が古いときに使われます。
  • 例:「この服、ダサいよね(田舎くさいよね)」

ハマる

  • 意味:何かに夢中になる、熱中する状態を表します。趣味や活動に対して使われることが多いです。
  • 例:「最近このケーキにハマってるんだ(おいしくてやめられない)」

ビビる

  • 意味:怖がる、驚く、緊張するなど、恐怖や不安を感じる時に使われます。
  • 例:「事故にあいそうになって、超ビビったよ!(すごく怖かったよ!)」

スタバ

  • 意味:スターバックスの略です。
  • 例:「スタバでお茶して、ゆっくりしよう!」

【最新版】最近若者が使う日本語のスラングは?

最近、若者の間で流行しているスラングをいくつか紹介します。SNSやネットでよく見かける言葉なので、覚えて実際に使ってみてくださいね!

限界オタク

  • 意味:自分の趣味にとことん没頭している人を指します。
  • 例:「あの人、限界オタクだよね、すごく詳しい!」

かわちぃ

  • 意味:可愛らしいという意味で使われます。
  • 例:「あの猫、かわちぃ!(めっちゃ可愛い!)」

好ハオ(ハオハオ)

  • 意味:中国語の「好(ハオ)」が変化した言葉で、好きな気持ちを表します。
  • 例:「あの俳優、好ハオ!(好きだ!)」

推し

  • 意味:自分が特に応援している人や物を指し、熱心に支持する気持ちを込めて使います。
  • 例:「私の推しはこの俳優です!」

エモい

  • 意味:感動的で心を動かされる、または切ない感情を引き起こす瞬間や物事を指します。主に若者の間で使われる表現です。
  • 例:「あの映画のラストシーン、エモかった!(感動した!)」

ディスる

  • 意味:「disrespect(軽蔑する)」の略で、人を侮辱する、悪口を言うという意味です。他人を貶める発言や態度を指します。
  • 例:「Aさんが、Bさんのことディスってたよ(悪口言ってたよ)」

ググる / タグる

  • 意味:インターネット上で情報を検索すること。「Google」を動詞化したもの。タグるは、特定の情報をハッシュタグを通じて検索する行為を指します。
  • 例:「分からなかったら自分でググってよ / タグってよ(自分で調べてよ)」

ワンチャン

  • 意味:「ワンチャンス」の略で、何かが成功するかもしれない一つのチャンスを指します。主に、可能性は低いが試してみる価値はある状況で使用されます。
  • 例:「もしかしたら、ワンチャンあるかもよ!(可能性あるかもよ!)」

それな

  • 意味:相手の意見や発言に全面的に同意するときに使います。SNSや日常会話で頻繁に用いられ、相手の言葉を強く肯定する際に便利です。
  • 例:「最近のアニメはクオリティ高いよね。」「それな!」

とりま

  • 意味:「とりあえず、まぁ」の略で、何かをする前の一時的な行動や決定を表し、すぐ決められない状況でひとまずの次の行動を提案する時に便利な表現です。日常の会話やメッセージのやり取りでよく見られます。
  • :「どこで食べる?」「とりま、カフェに入って考えよう。」

ネット・SNSでよく使われる日本語スラング

(笑)/(爆笑)/(爆)

  • 意味:インターネット上やメッセージの交換で、笑っていることを表すために使われる記号や略語で、特に日本のネットスラングでは、笑いを表す「w」の連続使用が一般的です。(爆笑)より文字数の少ない(爆)でも伝わります。
  • 例:「それマジで笑った(笑)」

草 / www

  • 意味:「笑」の意味で使われる「w」の連続が草のように見えることから、「笑い」を意味するスラング。「www」とも表記されます。
  • 例:「それはマジで草(それは本当に面白い)」

(泣)

  • 意味:悲しい出来事や感動的なシーンに触れたときの感情を表すために使われ、(笑)と同じく昔から使われているネットスラングです。テキストメッセージやSNSで、感情を直接的に示す際に使用されます。
  • :「その映画、見るたびに泣ける(泣)」

おk

  • 意味:同意や承認を示す際に使用される言葉で、「OK」という英語表現をより手軽に打つために「おk」と表記されます。特にチャットやメッセージのやり取りでよく使われます。
  • :「明日の約束、10時からでおk?」

 乙

  • 意味:「お疲れ様」という意味で使われるスラングです。ネット上やメッセージのやり取りで頻繁に見られ、感謝や賞賛の気持ちを簡潔に伝える際に便利です。
  • 例:「レポート提出乙!(提出お疲れ!)」

日本のスラングを英語で表現してみた!

日本語のスラングを英語に直すとどうなるか、いくつか例を見てみましょう。

ヤバい

日本語の「やばい」は、ポジティブにもネガティブにも使われる万能なスラングです。英語では、感情を強調する際に「fucking ____(形容詞)」という形で表現することがあります。

例:This dress is fucking gorgeous!
(このドレス、まじでかわいい!)

ウザい

「うざい」は、何かにイライラしたり、嫌な気持ちを抱いたときに使います。英語では「annoying」がぴったりです。

例: That guy is so annoying, he keeps interrupting me.
(あの人、うざいよ、ずっと邪魔してくる。)

それな

「それな」は、相手の意見に完全に同意するときに使う表現です。英語では「Exactly!」や「I know, right!」などが使われます。

例:
I can’t believe how expensive this is!
I know, right!
(これ、こんなに高いなんて信じられない!)
(ほんと、それな!)

ググる

「ググる」は、Googleで情報を検索することを意味します。英語でも「google」という動詞としてそのまま使われます。

例:I’m not sure what that word means, let me google it.
(その言葉が何かよくわからないから、ちょっとググってみる。)

推し

「推し」は、自分が特に応援している人やキャラクターを指す言葉です。英語では「One’s favorite」と言うのが一般的です。

例:My favorite character is Naruto.
(私の推しキャラクターはナルトです。)

スラングを使ってリアルな日本語を学ぼう!

フォーマルな日本語はもちろん大切ですが、スラングを学ぶことで、特に若い世代の日本人が日常的にどう会話しているのかをリアルに感じることができます。

教科書で学ぶ堅苦しい日本語とは違って、実際の会話で使われる言葉を覚えると、自然に会話ができるようになり、ネットスラングや最新の日本語を学べば、もっとネイティブっぽく話せるようになりますよ!

まとめ

フォーマルな日本語ももちろん大事ですが、スラングを覚えることで、特に若い世代がどんなふうに会話しているのかがリアルにわかります。実際の会話で使われる言葉を学ぶことで、自然な日本語が身に付き、最新のネットスラングを知ることで、もっとネイティブに近い話し方ができるようになるでしょう。

スラングを学ぶことは、日常会話をより楽しく、親しみやすくするための第一歩です。日本の文化や流行を感じながら、よりフレンドリーで自然な会話を楽しんでください!

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