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インドネシア人を採用するなら必見!性格や文化、注意点を解説

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インドネシア人の性格や文化

日本の少子高齢化や国際化に拍車がかかる昨今、若い労働力や社内環境の多様な活性化、異文化の発想や人間性、会社のグローバルな展開などを見据えて、外国人採用を考えている、またその数を増やそうとしている企業も多いのではないのでしょうか。

また、様々な国の中で、近しいアジア圏でありながら国としての発展の見込みもあり、在日人口も多いことから、インドネシア人の雇用を考えている企業もまた、多いことでしょう。

本記事では、そうした企業の採用担当者様のために、インドネシア人の性格や文化、さらに習慣や日本語能力に至るまで、採用する際に踏まえておきたい情報を一挙に紹介します。

また、外国人採用を考えている方はぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

▶︎ 外国人採用の注意点、忘れてはいけない雇用保険の加入について
▶︎ 外国人労働者の採用時に必要な準備

インドネシア人の性格

・真面目で勤勉、勉強熱心

インドネシア人の性格として一番はじめに言えることは、「真面目で勤勉、勉強熱心」だということです。日本人は、世界的に見ても業務外での勉強はほとんどしない側面を持ちますが(OECD[2016]『Education at a Glance(2016)』)、インドネシア人は自分の給与やキャリアアップのため、自分に必要とあらば時間を惜しまず熱心に勉強します。

・日本に対してポジティブなイメージを持っている

さらに、近年のアニメの普及などから、日本に対してポジティブなイメージを持っている方が多いと言えます。アジア有数の発展国である日本で働くことは、彼らの人生にとっても貴重で有意義な経験であり、その後のキャリアアップにも繋がります。帰属意識の強い性格も重なり、自身が所属する会社や日本に対する愛を育んで懸命に従事してくれることも多いようです。

・日本企業の業務に対して熱心に従事してくれる

また、インドネシア人は寛容的でフレンドリーな方が多いですが、それゆえにひとつ気をつけなければならないのは、時間におおらかであるという点。少々の遅れは気にしない、という価値観を持つ方もいるので、採用の際には時間意識の強い日本の文化をしっかりと説明しておくのがベターです。

インドネシアの文化

インドネシアは、世界で最もイスラム教徒が多い国。人口のおよそ9割がイスラム教を信仰している、イスラム大国です。近年、一部のイスラム教徒たちの過激な言動から、イスラム教全体に対してネガティブなイメージを持つ方も多いかもしれませんが、そうした信仰者はごく一部で、ほとんどの教徒はそうした言動に賛同していないことを知っておきましょう。

しかし、イスラム特有の文化自体はインドネシアに広く知れ渡っているものです。採用側でも、そうした異文化を受け入れる体制をしっかり整えておきましょう。

イスラム教では、左手は不潔なものとされています。左手で相手の体に触れたり、握手をしたりするのは避けましょう。また、頭は神聖な部位とされているので、子供の頭を撫でるなどにも要注意です。

そして、特に意識しておかなければならないのは食文化の違いです。豚肉やお酒がNGという方も多いため、飲み会の際には気遣いが必要です。また、食器を持ち上げて食べる文化もインドネシアにはありません。

インドネシアの習慣

インドネシアの習慣としてまず挙げられるのは、イスラム教独特の礼拝でしょう。信仰する宗派によってその厳しさも回数も様々ですが、多くのイスラム教徒が日常的に礼拝を行なっていると言えます。近年では、日本でも会社の中に礼拝専用のスペースを設けている企業も増えてきているようです。

また、一般的に根付いている風習として、「怒る、厳しく注意する」という習慣がないことも挙げられます。人前で怒られたり厳しい指摘を受けたりする経験が少ないインドネシア人は、そうしたことに対する免疫を持っておらず、不審に思ったり、酷く傷ついてしまう場合もあります。昨今はパワハラ問題などで、日本人に対してもこうした文化は薄まってきてはいますが、インドネシア人に対してはより一層の配慮が必要です。

さらに、インドネシア人は愛国心や帰属意識が強い一方で、転職にポジティブな印象も持っている方が多いです。「仕事は仕事」という割り切った考え方が広く普及しているため、自身の賃金やキャリアアップのためなら好んで転職をする習慣があるようです。長く働いてもらうためには、採用、そして採用後の普段のコミュニケーションの際も、キャリア支援をする姿勢を見せることが大切です。

インドネシア人の日本語能力

インドネシアは、近隣アジア諸国やオーストラリア・プラジルの中で、日本語の教育機関、学習者数がともに2位という高順位を持つ国です(国際交流基金[2019]『2018年度「海外日本語教育機関調査」結果(速報)』URL:https://www.jpf.go.jp/j/about/press/2019/dl/2019-029.pdf )。

また、海外における日本語能力の度合いを示すスタンダードな資格「JLPT」でも、資格所有者の半数以上が、新聞の見出しを読んで情報を理解することや電話応対が可能である「N3」レベル以上を所有しています。

また、資格所有者以外でも、前述したアニメの普及などから日本語への関心は高く、インドネシアは全体として日本語に対する学習意欲の高い国であると言えます。インドネシア人の特徴である勤勉で熱心な性格を発揮して、現在持っているレベル以上の日本語能力を身に付けたいと、熱心な姿勢を持っている方も多いです。

まとめ

インドネシア人は真面目で勉強熱心、国や会社への帰属意識もあり寛容的な国民性を持つ人々です。イスラム教の文化や注意する際の厳しさなどには気をつけなければなりませんが、そうした異文化を理解する姿勢はどこの国であっても必要なこと。

本記事で紹介したインドネシア人の性格や文化を考慮いただき、積極的に採用活動をしてみてはいかがでしょうか?


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