日本の仕事文化の特徴&良い点・悪い点5選!海外とはどう違う?
2022/4/30 最終更新
この記事では、日本の仕事文化についてまとめました。日本の仕事文化の大きな特徴のほか、良い点・悪い点をそれぞれ詳しく解説しています。
日本で働くことを考えている方や、日本の仕事文化について理解を深めたいという方は、ぜひ参考にしてください。
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日本の仕事文化の特徴
日本の仕事文化の特徴としては、以下のような点が挙げられます。
- 基本的に仕事を大切にすることが求められる
- 残業が発生する会社が多い
- 退職金制度がある
- 月給制の会社が多い
日本では、プライベートよりも仕事を優先することが褒められる会社が多いです。近年では働き方の多様化も影響し、そのような会社ばかりではありませんが、まだまだ根強い考え方でしょう。その結果、残業が発生することもよく見られます。
家族の誕生日、結婚記念日などのイベントでも、「外せない仕事」があれば優先して仕事をする人が多いです。多くの人はそうしたくてしているわけではありませんが、そうしなければ評価に影響が出るという会社も多いため、出世するためにそうせざるを得ません。
また、退職金制度があることはめずらしいのではないでしょうか。一定期間以上働いた社員に関しては、円満に退職する場合、会社からお礼金(お祝い金)が送られます。退職金は、会社に勤務していた年数が長ければ長いほど高額になることが一般的です。
このほか、外国では年俸制の会社も多く見られますが、日本では月給制が一般的であることも特徴として挙げられるでしょう。
日本の仕事文化の良い点5選
日本の仕事文化の良い所5選は、以下のとおりです。
- 労働者に関する制度が整っている
- 真面目に仕事に取り組む人が多い
- 他者と連携して仕事をこなす
- 働く中で学べることが多い
- 礼儀正しい
ひとつずつ確認していきましょう。
労働者に関する制度が整っている
まず、労働者に関する制度が整っていることは良い点として挙げられるでしょう。
たとえば、労働基準法では労働者が働いてよい時間を定めて働きすぎ・働かせすぎを防止しているほか、最低賃金を定めて不当な給与設定とならないよう労働者を守っています。
このほか、雇用保険や社会保険など、社会人になることで加入できる保証制度は多くあります。
真面目に仕事に取り組む人が多い
真面目に仕事に取り組む人が多いということも、良い特徴として挙げられます。これは、日本人の気質と言ってもいいでしょう。
基本的に与えられた仕事は忠実に、誠実にこなす人が多いことが特徴です。
ただ、日本人は周囲に流されやすいという特徴もあるため、不真面目な人が多い職場ではこの限りではないかもしれません。
他者と連携して仕事をこなす
他者と連携して仕事をこなすことを求められることが多いため、仕事を通してチームワークやコミュニケーションの大切さを理解したという日本人は多いでしょう。
日本で働くことで、チームワークやコミュニケーションの大切さや、複数人で成し遂げられることの大きさを学ぶことが期待できます。
働く中で学べることが多い
お伝えしたコミュニケーションはもちろん、日本人の仕事は基本的に「見て覚える」ということが多いです。働く中で、技術の高い先輩がいれば、業務に関することだけでなく、日本人同士のコミュニケーションや礼儀作法など、多くのことを学べるでしょう。
礼儀正しい
日本において、礼儀に関しては非常にきっちりしている会社が多いです。「取引先を訪問する際に手土産を持っていく」「さまざまなシーンでお礼のメールを送る」など、その礼儀正しさは仕事をしていればすぐに確認できることでしょう。
「おもてなし」の心が息づいている日本では、ビジネスにおける礼儀・ルール・マナーなどに関して、独自の文化も存在しています。
日本の仕事文化の悪い点5選
日本の仕事文化の悪い所5選は、以下のとおりです。
- スピード感がない
- 変化を好まない
- 明文化されないことが多い
- ひとつひとつの工程に時間がかかる
- 同調圧力がある
ひとつずつ確認していきましょう。
スピード感がない
まず、スピード感がないという点は日本の仕事文化において悪い点だと言えるでしょう。
何をするにも上司の許可が必要という会社もめずらしくありません。万全を期すためにそのような体制が取られている場合もありますが、新たなアイディアの創出や具現化という面においては、多くの場合悪い影響を与えているでしょう。
変化を好まない
変化を好む人が少ないという点も、悪い点のひとつです。
たとえば、勤怠システムひとつ取っても、変更する場合には必ず反対意見が挙がるでしょう。たとえ、変更することに多くのメリットがあったとしてもです。
「便利さ」よりも「慣れ親しんでいる」「使い慣れている」ということを優先する意識を強く持っている日本人は多いです。
明文化されないことが多い
良い所の「礼儀正しい」の項目において、ビジネスにおける礼儀・ルール・マナーなどに関して、独自の文化も存在しているとお伝えしました。
この独自の文化は、明文化されていないことが多いです。つまり、仕事をしていく中で覚える必要があります。
このほかにも、「暗黙の了解」と言われるようなことが多く存在します。そのルールが適用する事象が発生するまでわからないルールやマナーなどが存在するということです。このような考え方にふれる機会がなかった場合は、戸惑ってしまうでしょう。
ひとつひとつの工程に時間がかかる
真面目かつ丁寧に仕事に取り組む点は非常に良い所ですが、その半面、ひとつひとつの工程に時間がかかるということは悪い点だと言えるでしょう。
「スピード感がない」ということも、多くの時間を要するひとつの原因になっています。
同調圧力がある
日本人が集まると、「周囲がこうしているからこうするべき」という同調圧力が発生する場合が多く見られます。これは、会社やビジネスの場面においても同様です。
一例で言うと、「社内規定に定められているわけではないが、他の人がみんなスーツを着ているからスーツ以外の服装は避けるべき」などといった事象が挙げられるでしょう。
個人主義の文化が多い諸外国の方は、驚かれるかもしれません。
日本の仕事文化のこれから

ここまでお伝えしてきた日本の仕事文化ですが、社会・世界的な情勢の変化を受け、少しずつ変化も見られます。
2016年に日本において休日となる祝日が増加したほか、「選択的週休3日制」の導入なども検討されています。外資系企業では、週休3日制の会社も増えています。
テレワーク・リモートワークの企業も増加してきているため、多様な働き方に少しずつではありますが対応してきていると言えなくもありません。
ただ、スピード感がなく、変化を好まない仕事文化のため、変化には時間がかかるでしょう。今後は日本の仕事文化において良い点を取捨選択して残しつつ、諸外国の仕事文化の良い点を見習い、日本に最適化しながらアップデートしていくべきだと考えられます。
ここまで、日本の仕事文化について解説してきました。
ぜひ内容を参考に、日本への理解を深め、日本で働く際の参考にしていただけると幸いです。
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