日本のワーキングホリデー制度とは?おすすめの仕事も含め詳しく解説!
2022/3/27 最終更新
この記事では、日本におけるワーキングホリデーに関して、以下のような内容をまとめています。
- 日本のワーキングホリデーでできること
- 日本でのワーキングホリデーをおすすめしたい人
- ワーキングホリデービザの取得方法
外国人におすすめの日本のアルバイト(仕事)や、ワーキングホリデービザの取得方法についても解説しています。
「ワーキングホリデー制度を利用して日本に行ってみたい」「日本で仕事をする際、外国人におすすめの仕事を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
日本におけるワーキングホリデーとは
ワーキングホリデーとは、一定の期間、外国で生活ができる特別な制度のことを指します。
通常、外国で働くためには、専用のビザ(在留資格)を発行して入国しなければなりません。しかし、ワーキングホリデーを利用することで、訪問した外国で就労も可能になります。
ワーキングホリデー制度を利用する場合は、国同士が取り決め(協定)を結んでいる必要があります。
日本では1980年にオーストラリアと初めてワーキングホリデー制度の協定を結びました。現在は、ニュージーランド、フランス、アイルランドなど26の国・地域とワーキングホリデーに関する取り決めを結んでいます。
参考:ワーキング・ホリデー制度|外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html
日本のワーキングホリデーでできること
ワーキングホリデー制度を利用して日本に訪れることで、以下のようなことができます。
- 働く(就労)
- 学校に通う(通学)
先ほどもお伝えしたとおり、通常、外国で働く場合は就労を許可されているビザ(在留資格)が必要です。
また、通学においても、留学のビザを取得する必要があります。
しかし、ワーキングホリデーの制度を利用して入国した場合は、就労・通学を自分のできる範囲で実施することができます。
ちなみに、ワーキングホリデーでの滞在期間は原則6ヵ月または1年です。
日本でのワーキングホリデーはこんな方におすすめ!

ワーキングホリデーの制度を利用した日本への訪問は、以下のような人におすすめです。
- 日本の文化を学びたい人、日本の文化に触れたい人
- 将来日本で働きたい人
- 人生経験を積みたい人
ワーキングホリデーの制度を利用して日本におとずれることで、日本の文化を学ぶことができます。
将来、日本で働きたいと考えている方は、ワーキングホリデーを利用して日本をおとずれておくことで、再度来日して就職活動をする際のアピールポイントになるでしょう。
また、日本は島国のため、独自の文化や生活様式が発達している国であると言えます。そのような国で、自分の力で日々を過ごすことを通して人生経験を積みたいという方にも、日本でのワーキングホリデーはおすすめです。
外国人におすすめの日本のアルバイト(仕事)
日本で働く場合、外国人におすすめの主なアルバイト(仕事)は、以下のようなものがあります。
おすすめの仕事 | 内容 |
コンビニ・スーパー | レジ打ち・バックヤードでの品出しなど。品出しであれば日本語能力に自信がなくても対応できる可能性が高い。近年は高機能なレジスターが多いため、レジ打ちも比較的カンタン。 |
飲食店 | カフェ・レストラン・居酒屋など。ある程度の語学能力やコミュニケーション能力に加えて、日本文化の理解などが求められる可能性が高い。 |
語学学校 | 母国語を生かした仕事ができる。授業の準備に時間がかかり、時給を考えるとコストパフォーマンスがあまりよくない可能性も。 |
ホテルスタッフ | 受付・ベッドメイキングなど。外国人の利用客の対応で役に立てる可能性がある。体力仕事という一面もある。 |
工場・倉庫での作業 | 単純作業が多いため、語学力に自信がなくても対応できる可能性が高い。体力仕事という一面もある。 |
清掃員 | ビル・ホテル・ショッピングモールでの清掃作業など。1人での地道な作業が多いため、語学力に自信がなくても対応できる可能性が高い。 |
ワーキングホリデー制度を利用して日本をおとずれた場合は、就労に関する制限(時間制限など)がないため、高い自由度で仕事を探すことができます。
日本での仕事の探し方
外国人が日本で自分に合った仕事を探す場合は、以下のような方法が考えられます。
- 日本での友人・先輩に紹介してもらう
- 学生の場合は学校から紹介してもらう
- 求人サイトを確認する
- 求人エージェントを利用する
日本で学校に通う場合は、アルバイトを紹介している学校も多くあるため、学生課で相談してみるとよいでしょう。
また、近年では「外国人 日本 アルバイト」などと検索すると、外国人向けの求人を確認することができます。
インターネットを利用して探すことで、手軽に仕事を見つけることができるでしょう。
ワーキングホリデービザの取得方法
ワーキングホリデー制度を利用したビザ(在留資格)は、自身の国籍がある国・地域の最寄りの日本大使館などに申請して取得する必要があります。
ワーキングホリデー制度を利用したビザ(在留資格)の取得要件はそれぞれの国によって異なるため、日本大使館などで確認しましょう。
参考までに、日本から外国にワーキングホリデー制度を利用して渡航する場合に満たすべき要件を以下に記載します。
ワーキング・ホリデー査証発給要件相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。また,アイスランドとの間では18歳以上26歳以下の方が申請可能です。)。子又は被扶養者を同伴しないこと。有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること。滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。健康であること。以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと。 |
基本的にはバカンスとして外国を訪問すること、年齢制限、子どもやパートナーと一緒に行かないこと、必要な資金を持っていることなどを満たしていれば、ワーキングホリデー制度を利用することができます。
なお、一度ワーキングホリデー制度を利用して訪問した国にもう一度ワーキングホリデー制度を利用して訪問することができません。
ワーキングホリデー制度が利用できるのは、ひとつの国につき一度だけです。
ワーキングホリデーを利用して日本を訪れたら
日本にワーキングホリデーを利用してやってくる場合、心配なのは働くところ(仕事)と住む場所でしょう。
仕事に関しては、先ほどお伝えしたとおり、インターネットや知人を通して自分に合った仕事を探していくことがおすすめです。
住む場所に関しては、シェアハウスの利用がおすすめです。
シェアハウスとは、自分自身の部屋以外に共有スペースがあり、複数人で住むことができる住宅のことです。
近年、日本でも、シェアハウスの数が増加しています。
外国人OKのシェアハウスや、外国人を歓迎しているシェアハウスも多くあるため、ぜひ探してみてください。
シェアハウスを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 入居にかかるお金や日々の生活にかかるお金を抑えられる
- 出会いが増え、交友関係が広がる
- 充実した設備の住居を利用できる可能性が高い
- 防犯面で安心
外国人OK・外国人歓迎のシェアハウスを探すには、以下のようなWebサイトがおすすめです。
Webサイト名 | URL | 特徴 |
Share Clip(シェアクリップ) | https://share-clip.com/ | 「外国人OKのシェアハウス」という条件で検索できます。https://share-clip.com/a_search/f_foreigner/ |
Share Share(シェア シェア) | https://share-share.jp/ | 「外国人大歓迎のシェアハウス」という条件で検索できます。https://share-share.jp/search/route/features_foreigner_ok/ |
SHARES(シェアーズ) | https://shares.house/ | 「外国人OKのシェアハウス」という条件で検索できます。https://shares.house/a_search/D_ef/ |
まとめ
ここまで、日本におけるワーキングホリデーに関して、日本のワーキングホリデーでできることや、日本でのワーキングホリデーをおすすめしたい人、ワーキングホリデービザの取得方法などを解説・紹介してきました。
ぜひ内容を参考に、ワーキングホリデー制度を活用して、充実した日本での生活を楽しんでください。
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