ネパール人を雇用するメリットや注意点、採用方法を解説

2/25/2021最終更新

ネパール人の雇用を考えているけれど、ちゃんと働いてくれるのか、どのように接したらいいかなど不安がある方も多いでしょう。今回は、ネパール人を雇用するメリットや注意点について解説します。

ネパールとはどんな国?

ネパールは中国とインドにはさまれた南アジアの国で、人口は約3000万人です。エベレストを始めとする標高の高い山がたくさんあり、それでいて平野部も多く自然豊かな国です。

1962年までカースト制度が存在していたので、身分で人を区別する考え方が今も残っています。経済的には発展途上国に該当し、一般市民の平均月収は数千円から数万円ほどです。

ネパール人の特徴は?

ネパール人を雇用して円滑に仕事を進めていくには、その人となりを理解することが大切です。もちろん性格は人それぞれですが、お国柄による性格の傾向もあります。

ネパール人の特徴としては、性格は日本人と似ている部分もあること、ヒンドゥー教徒が多いことが挙げられます。

性格は日本人と似ている部分もある

ネパール人は比較的おだやかな性格の人が多く、傾向としては日本人に似ている部分もあります。災害時でも暴動にならず規律正しく行動したり、助け合い精神があるのも日本人に近いといえるでしょう。

ヒンドゥー教徒が多い

ネパール人はほとんどが何らかの宗教を信仰していますが、ヒンドゥー教徒の割合が最も多く約80%となっています。他にはわずかですが、仏教やイスラム教、キリスト教を信仰するネパール人もいます。

ネパール人を雇用するメリット

ネパール人を雇用するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。主なメリットとしては、仕事への意欲が高い人が多いことや、英語ができる人が多いことが挙げられます。

仕事への意欲が高い人が多いといわれている

ネパールは国内の平均月収が低く、日本でお金を稼いで家族に仕送りをしたいと考えている人が多いです。そのため、たとえ日本では低賃金といわれる仕事でも、ネパール人なら一生懸命働いてくれることが期待できます。

英語ができる人が多い

ネパールは公用語があまり普及していないことや、国内産業が貧弱で海外での仕事を求める人が多いこともあって、英語ができる人が多いという特徴があります。

例えば接客業でネパール人を雇用すれば、日本語ができない外国人のお客様に対応できるかもしれません。

ネパール人を雇用する際の注意点

ネパール人を雇用するのはメリットもありますが、デメリットも考えておく必要があります。ネパール人は基本的には人柄もよく勤勉ですが、時間にルーズな傾向があることや、宗教への理解が必要なことは注意しておくべきです。

時間にルーズな傾向がある

ネパール人は時間に対しておおらかな考えの人が多く、時間をきちんと守らなければならないという感覚が日本人より希薄です。

これはネパール人が怠惰や嘘つきなのではなく、ネパールの風習や文化によるものです。ネパール人を雇用する際は、日本では時間を守ることが大切だと教えて、日本の時間感覚に慣れてもらう必要があります。

ヒンドゥー教徒が多く宗教への理解が必要

ネパール人は約8割がヒンドゥー教徒ですが、ヒンドゥー教では牛を聖なる動物とみなし、食べることを禁じるルールがあります。ネパール人を雇用すると、食事に関して配慮しなければならないことがあるかもしれません。

また、ヒンドゥー教では左手が不浄の手とされており、左手で食事をしたり、左手で握手をすることが失礼にあたる場合があります。ネパール人を雇用する際は、宗教への理解を示してあげることが大切です。

ネパール人を採用する方法

ネパール人を採用する方法としては、技能実習生を採用するか、留学生をアルバイトで採用する手段が考えられます。どちらも日本人を雇用する時とは違う注意点があるので、それらを踏まえたうえで採用することが大切です。

技能実習生として採用する

技能実習生とは、発展途上国の人に日本で働いてもらい、技術やノウハウを身につけさせる制度です。ネパール人を雇用したい場合、技能実習生として採用するのが主な選択肢となります。

技能実習生は対象となる職種が決まっており、期間も最長5年と決まっています。こういった制度内容を理解したうえで採用することが大切です。

留学生をアルバイトで採用する

日本の大学などに留学している、ネパール人留学生をアルバイトで採用することも可能です。

留学生がアルバイトをするためには、入国管理局へ「資格外活動」の許可をとる必要があります。申請は留学生本人でもできますし、雇用する会社が代わりに申請することもできます。

留学生のアルバイトは週28時間までと決められているので、シフトを組む場合は注意が必要です。

ネパール人は性格が日本人と似ている部分もあり、外国人の中では比較的雇用しやすいといえるかもしれません。意欲のあるネパール人を雇用すれば、人件費を抑えて高い利益をあげることも可能となるでしょう。

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