ビジネス×日本語「プラマイゼロ」の意味とは?解説+例文紹介

7/28/2021 最終更新

辞書で調べた意味以外の意味を持つことも多い、ビジネスシーンの日本語。この記事では、「プラマイゼロ」という言葉の意味をご紹介します。

「プラマイゼロ」の意味や、ビジネスシーンでの使い方、例文などをていねいに説明。この記事を読んで、「プラマイゼロ」の意味をしっかりおぼえましょう。

「プラマイゼロ」の意味

「プラマイゼロ」(puramaizero)は、「プラスマイナスゼロ」の略です。

「プラス」と「マイナス」が足された結果、「ゼロ」になる状態を指します。これは、数字だけではなく物事や状況にも使用されます。

実際に、ビジネスシーンで「プラマイゼロ」がどのように使われているのかを見ていきましょう。

「プラマイゼロ」の例文と言い換え

「プラマイゼロ」は、ビジネスでも同じような意味で使われます。

以下は、「プラマイゼロ」を使った例文です。

例文1:「今回のプロジェクトは、利益は大きかったけど経費もかなりかかったから、プラマイゼロだな。」
→「今回のプロジェクトは、利益は大きかったけど経費もかなりかかったから、差し引きゼロだな。」

例文2:「すごく大変だったけど部下が成長したと思うから自分としてはプラマイゼロだよ。」
→「すごく大変だったけど部下が成長したと思うから自分としては収支とんとんだよ。」

「プラマイゼロ」は、先ほどお伝えした通り、以下のような意味を持っています。

  • そこまで得はしていないが大きな損もしていない
  • 悪い出来事もあったが良い出来事もあった

実際に多少のプラス(またはマイナス)があり、完全にゼロではない状態でも、「プラマイゼロ(に近い)」という意味で「プラマイゼロ」という言葉を使う場合があります。

「プラマイゼロ」を英語で言うと 

「プラマイゼロ」を英語であらわす場合は、以下のような表現になります。

  • come out even
  • not get any losses

「プラマイゼロ」は「すべて足したときだいたいゼロになる」「そこまで得はしていないが大きな損もしていない」といった意味を持つ言葉です。

英語で表すと「even」=「同じくらい」「釣り合いが取れている」という言葉が近いです。

また、「not get any losses」=「損することはない」という言葉も近いと言えます。

以下は、英語を使用した例文とその日本語訳です。

  • It will come out even, at any case.→どの場合でもプラマイゼロでしょう。
  • We will not get any losses in either case.→いずれにしても、プラマイゼロだろう。

「プラマイゼロ」の類義語とその意味

「プラマイゼロ」に似た言葉(類語・類義語)として、以下のようなものがあります。

  • 足し引きゼロ
  • 差し引きゼロ
  • 収支とんとん
  • とんとん
  • 損得なし
  • 相殺
  • チャラ
  • 過不足ゼロ

言い換えできる言葉が、似た言葉(類義語)にあたります。

それぞれほぼ意味は変わらず、「プラスとマイナスを足してゼロになっている状態」を指す言葉です。

「とんとん」について

類義語である「とんとん」には、複数の意味があります。

「収支とんとん」というように、「収支」「経費と支出」といった相対するもののことに関して「とんとん」という場合は、「バランスが取れている」という状態を指す言葉になります。

左右交互に規則正しくリズムをとっている「とんとん」という音が転じて、「いい調子」「バランスが取れている」という意味を持つ言葉となり、現在のように使われる言葉となりました。

「とんとん」には、以下のような使い方があります。

  • 収支とんとん・・・バランスが取れている(=支出と収入が同じくらいである)
  • とんとん拍子に進んでいる・・・順調に、いい調子で進んでいる

「プラマイゼロ」を使ってはいけないシーン

「プラマイゼロ」を使ってはいけないシーンは、特にありません。

しかし、あえて言うのであれば取り引きの場や契約の場など、ビジネス上の真剣なやり取りが行われるシーンではあまり多用しない方がいいでしょう。

また、ビジネスメールでの使用も避けたほうが無難だと言えます。「プラマイゼロ」は比較的、くだけた表現だからです。

以下に、避けた方が無難な使用シーンと言い換えの例を記載します。

  • シーン1:役員との会議の場「今回のプロジェクトの結果は?」「利益と経費がプラマイゼロでした。」
    • →「利益と経費がほぼ同じくらいでした。」
  • シーン2:取引先のA部長とのメール「今回はお互いにプラマイゼロでしたね。」
    • →「今回は残念ながら大きな利益は生まれませんでしたが、逆に大きく損することもなく落ち着いた結果でした。」

まとめ

「プラマイゼロ」という言葉の意味や使い方を紹介しました。ここまでの内容をまとめます。

  • 「プラマイゼロ」は「そこまで得はしていないが大きな損もしていない」「悪い出来事もあったが良い出来事もあった」といった意味を持つ言葉
  • 英語では「come out even」「not get any losses」といった表現が使われる
  • 「プラマイゼロ」は、真剣な場やビジネスメールでは避けることがおすすめ

「プラマイゼロ」はさまざまな言葉に言い換えられますが、比較的くだけた表現です。社内や同僚など、仲の良い人との会話で使う程度にしておくことをおすすめします。ビジネスをよりスムーズに進めるためにも、日本語の知識を深めていきましょう。

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