外国人におすすめ!日本留学の学校選びから出願方法・奨学金までまるごと解説

日本への留学を考えているけれど、
「どんな学校があるの?」
「どんな手続きが必要?」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、日本に留学したいと考えている外国人の方に向けて、留学生に人気の大学や専門学校をはじめ、出願の流れや奨学金制度、生活面での注意点までを紹介します。
日本での留学を検討中の方は、ぜひ参考にしてください!
Contents
日本留学の魅力と人気の理由

日本での留学は、質の高い教育を受けられるだけでなく、安全な暮らしや多様な文化に触れられるのも大きな魅力です。
アニメや日本食、伝統文化に興味があって、「日本に行ってみたい」と思った方も多いのではないでしょうか。
最近では、英語で学べるコースも増えており、日本語に自信がない方でもチャレンジしやすくなっています。
日本に留学するには?学校の種類と基本条件をチェック

日本への留学を考えたとき、まず気になるのはどんな学校があって、どんな準備が必要なのかという点ですよね。
ここでは、日本で留学できる学校の種類と、基本的な条件について紹介します。
留学できる学校の種類
日本に留学する場合、外国人が通える代表的な教育機関には以下のような種類です。
- 大学(学部・大学院)
- 専門学校(職業訓練に特化)
- 高等専門学校(5年一貫の工学系学校)
※本記事では、高等教育機関にフォーカスしてご紹介します。
留学に必要な基本条件
日本に留学するには、主に以下の条件を満たす必要があります。
- 出願する学校の入学資格(最終学歴、成績、日本語能力など)
- 留学ビザ(在留資格「留学」)の取得
- 経済的な自立(学費・生活費の支払い能力があること)
語学力に関しては、日本語で学ぶ場合「日本語能力試験(JLPT)N2以上」が求められることが多いですが、英語のみで学べるコースを持つ大学もあります。
日本留学におすすめの大学・専門学校

どの学校を選ぶかは、留学生活を充実させるうえでとても重要なポイント。
ここでは、留学生から特に人気の高い大学・専門学校を、それぞれ3校ずつご紹介します。
留学生に人気の大学3選
日本の大学は教育水準が高く、国際的にも評価されています。
特に以下の3校は、留学生へのサポートが充実しており、多様な学びが可能です。
1. 早稲田大学
日本有数の私立大学で、留学生の受け入れ数がトップクラス。
英語・中国語・韓国語・ドイツ語など多言語での授業があり、社会科学や人文学など幅広い分野を学べます。
世界中の大学との提携も豊富で、交換留学制度も充実しています。
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2. 日本経済大学
40カ国以上から留学生が集まる国際色豊かな大学。
ビジネス教育を中心に、実践的な経済学を学ぶことができ、日本企業でのインターンシップも充実。
学生の約半数が留学生という環境も魅力です。
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3. 東京大学
日本を代表する国立大学で、研究・教育の両面で世界的な評価を受けています。
留学生向けの支援体制も整っており、日本語教育や生活面のサポートも充実。
高いレベルで学びたい方におすすめです。
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▶︎ 留学生向けサイト:UTokyo Website for International Students | Website for International Students
専門スキルを学べる専門学校3選
専門学校では、将来の仕事に直結するスキルを身につけることができます。
特に、就職に強く、実際の現場で活かせる力をしっかり学べる以下の3校は、留学生にも人気です。
1. 日本ホテルスクール
ホテル・ブライダル業界で働くための実践的なスキルを学べる学校。
日本語だけでなく接客マナーや専門用語も習得でき、在学中のビザ更新も原則不要。
実習が豊富で、卒業後の進路にもつながりやすいのが特徴です。
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2. HAL(専門学校 HAL 東京・大阪・名古屋)
IT・ゲーム・デザイン・音楽・アニメなど、クリエイティブ業界での就職を目指す方向けの専門学校。
外国人留学生も多く、4年制学科では「高度専門士」の称号が得られ、日本での就労ビザにも有利です。
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3. 大原学園専門学校
全国に多くのキャンパスがあり、ビジネス・語学・デザイン・公務員など多彩なコースを展開。
各校で特色ある授業があり、自分の希望に合った専門分野を選びやすいのもポイント。
奨学金制度も整っており、学費面の不安も軽減できます。
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日本留学のステップ|出願から入国までの流れ

実際に留学するには、どんな準備を進めれば良いのでしょうか?
ここでは、出願から渡日までの基本的な流れを時系列で紹介します。
留学準備の8ステップ
- 留学先の学校やコースを調べる
- 出願に必要な書類をそろえる
- 書類選考や入試を受ける
- 合格通知を受け取る
- 学費の支払いと入学手続き
- 在留資格認定証明書の申請
- 日本大使館・総領事館でビザを取得
- 渡日し、住民登録や保険加入などを行う
出願に必要な書類
出願時には、以下のような書類を準備するのが一般的です。
- 入学願書(学校指定の用紙)
- 最終学歴の卒業証明書・成績証明書
- 履歴書や学習計画書(留学の目的や将来の目標など)
- 経費支弁の証明書(預金残高証明や奨学金証明など)
- パスポートのコピーや証明写真
- 在留資格認定証明書の申請書類
必要な書類や書き方は学校ごとに異なるため、必ず各学校の募集要項を確認しましょう。
合格後の手続きとビザの申請について
学校に合格した後は、入学手続きと並行してビザの申請準備を進めていきます。
「留学ビザ」を取得するには、まず学校が「在留資格認定証明書(COE)」を入国管理局に申請します。
このCOEが交付されると、学校から本人に送付され、それを使って日本大使館・領事館でビザ申請を行います。
ビザ申請に必要なもの:
- 入学許可書(学校から発行される)
- 在留資格認定証明書(COE)
- パスポート
- 証明写真
- 財政証明書(学費・生活費を支払えることを示すもの)
日本に留学する外国人が利用できる主な奨学金制度とは?

日本での留学には、学費や生活費がかかります。
負担を軽減できる奨学金制度を上手に活用しましょう。
公的・民間の代表的な奨学金制度
- 文部科学省(MEXT)奨学金
日本政府が実施する代表的な奨学金制度で、学費の全額に加え、生活費や渡航費も支給。
応募方法には、日本大使館を通じた「大使館推薦」と、日本の大学を通じた「大学推薦」の2種類があります。
- 外国人学生学習奨励費(JASSO/文部科学省)
私費外国人留学生を対象とした奨学金制度。
毎月の奨学金(例:48,000円〜)が支給され、成績や出席状況などの条件を満たす必要があり、多くの場合は在籍する学校を通じて申請します。
- 地方自治体・民間財団の奨学金
地域の自治体や民間団体が提供している奨学金で、支給条件や金額はさまざま。
制度によっては、比較的競争率が低いものもあります。
奨学金制度の注意点は?
奨学金は全額支給ではないことが多く、支給期間や学業成績の維持条件があるため、あらかじめ制度内容をよく確認することが重要です。
また、支給期間が限られているものもあるので、事前の資金計画が欠かせません。
留学前に知っておきたい!日本の生活で気をつけること3つ

日本での生活は、言語や文化の違いに戸惑うこともあるでしょう。
安心して留学生活を送るために、事前に知っておくと良いポイントを紹介します。
日本のマナーや文化を知っておこう
公共の場での静かさ、ごみの分別、「いただきます」「ごちそうさま」など、日本文化を理解しておくと生活がスムーズになります。
英語が通じにくい場面に備えて日本語を勉強しよう
道案内や買い物などの日常会話では日本語が必要な場面が多いため、渡日前に少なくとも基礎日本語を学ぶことをおすすめします。
アルバイトには制限あり!資格外活動許可をチェック
留学ビザでアルバイトをする場合、事前に「資格外活動許可」を取得し、学期中は週28時間までといった制限があります。
違反すると罰則の対象になるため、申請方法や必要書類を確認しておきましょう。
まとめ
日本での留学を目指すなら、まずは学校選びと準備が大切です。
この記事を参考に、進学先や手続きの流れを確認しながら、自分に合った留学プランを考えてみてください。
あなたの留学が、素敵な経験になりますように!