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【2025年最新版】日本の祝日一覧と意味を外国人向けに解説!祝日は何日ある?

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日本に来てみると、自国の祝日とは違う点がたくさんありますよね。日本独自の祝日や、日付が毎年変わるものもあるのが特徴です。

この記事では、2025年の日本の祝日について、日付や意味をわかりやすく解説します。日本の祝日を知って、もっと充実した日々を過ごしましょう!

Contents

日本の祝日とは?2025年の祝日一覧をチェック!

日本には、特別な意味を持つ「国民の祝日」がいくつかあります。これらの祝日は、日本の文化や歴史を反映していて、外国から来た人にとっても日本の社会に溶け込むための大切な一歩です。

2025年には、16日間の祝日があります。日本独特の祝日もあり、元日や成人の日、天皇誕生日など、日本ならではの文化を感じられる日々です。それでは、2025年の日本の祝日をチェックしてみましょう。

以下、2025年の日本の祝日一覧です。

日付名称備考
1月1日元日
1月の第2月曜日成人の日
2月11日建国記念の日
2月12日休日
2月23日天皇誕生日
3月20日または21日春分の日地球の運行状態によって変わる
4月29日昭和の日
5月3日憲法記念日
5月4日みどりの日
5月5日こどもの日
5月6日休日こどもの日の振替休日
7月の第3月曜日海の日
8月11日山の日
8月12日休日山の日の振替休日
9月の第3月曜日敬老の日
9月22日または23日秋分の日地球の運行状態によって変わる
9月23日休日秋分の日の振替休日
10月の第2月曜日スポーツの日
11月3日文化の日
11月4日休日文化の日の振替休日
11月23日勤労感謝の日
「振替休日」に関しては、後ほど詳しく解説します。

日本の祝日とその意味を解説

ここでは、各祝日が何を祝っているのか、どんな風習があるのかを紹介します。日本の祝日は、ただの休みではなく、それぞれに意味や特別な習慣もあります。どんな祝日なのかを知っておきましょう!

元日(1月1日) – 新年を祝う日

「元日 (ganjitsu)」は一年の始まりの日で、英語で言う”New Year’s Day”のことです。元日の朝のことを「元旦 (gantan)」といいますが、日常会話では元日と同じ意味で元旦と言うこともあります。元日を含めた1月1日から3日までの期間を「三が日 (sanganichi)」と呼び、多くの人が休暇を取ります。

この期間には、お節料理を食べたり、初詣に行ったり、子供たちにお年玉をあげたりする習慣があります。米国、英国、中国といった他国同様、日本でも元日は休日となっています。

成人の日(1月の第2月曜日) – 大人になったことを祝う日

「成人 (seijin)」とは日本語で「大人」のことで、成人の日は子供が大人になったことを祝う日です。成人の日には全国各地で、新成人(その年に20歳になる人)たちが集まって祝う「成人式 (seijinshiki)」が行われます。晴れ着を着た新成人たちが、祝福を受けながら大人の仲間入りをします。

建国記念の日(2月11日) – 日本の誕生日

「建国 (kenkoku)」とは「国ができること」という意味で、「建国記念の日 (kennkoku kinen no hi)」は日本という国ができたことを祝う日です。

アメリカの建国記念日 (Independence Day) は7月4日、中国の建国記念日 (National Day) は10月1日と、日付や名称は異なりますが、同じ趣旨の祝日が存在します。

天皇誕生日(2月23日) – 現在の天皇を祝う日

「天皇誕生日 (tennou tanjyoubi)」は、現在即位している天皇の誕生日を祝う日です。そのため、新しい天皇が即位すると、天皇誕生日の日付も変更されます。現在の天皇の誕生日は2月23日ですが、令和になる前の平成の時代は12月23日でした。

春分の日(3月20日または21日) – 昼と夜の長さが同じ日

「春分の日 (shunbun no hi)」とは「昼と夜の長さが同じになる日」のことで、自然や生き物を祝う日として日本では祝日となっています。

日本には、春分の日の他にも、海の日や山の日など、自然にまつわる祝日が存在します。これらの祝日については、後ほど詳しく解説します。

昭和の日(4月29日) – 昭和時代を振り返る日

「昭和 (shouwa)」は令和の2つ前、平成の1つ前の元号で、「昭和の日 (shouwa no hi)」は昭和の時代を思い出すための祝日になります。

この日は、昭和天皇(裕仁天皇)の誕生日であったことに由来しています。

憲法記念日(5月3日) – 日本国憲法施行の日

「憲法記念日 (kenpou kinenbi)」は、1947年5月3日に現在の日本国憲法が施行されたことを記念する日です。日本国憲法は、第二次世界大戦後に制定された新しい憲法で、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を基本原則としています。

みどりの日(5月4日) – 自然を大切にする日

「みどりの日 (midori no hi)」は自然に感謝して祝う日です。

みどりの日は、自然に親しみ、自然に感謝して祝う日です。この祝日は、1989年に天皇誕生日の振替休日として始まりましたが、2007年に「みどりの日」として正式に制定されました。

こどもの日(5月5日) – 子供の成長を祝う日

「こどもの日 (kodomo no hi)」は子供の幸せを願うとともに、母に感謝する日です。この日には、鯉のぼりを飾ったり、兜を飾ったり、柏餅を食べたりする習慣があります。女の子がいる家庭では、5月5日ではありませんが、3月3日にひな人形を飾る習慣があります。ひな人形は、女の子の健やかな成長を願って飾ります。

海の日(7月の第3月曜日) – 海の恵みに感謝する日

「海の日 (umi no hi)」は、海の恩恵に感謝するとともに、海に囲まれた国である日本の繁栄を願う日です。この祝日は、1996年に制定されました。以前は7月20日でしたが、2003年から7月の第3月曜日となりました。

山の日(8月11日) – 山に親しむ日

「山の日 (yama no hi)」は、山に親しむ機会を得て、山の恵みに感謝する日です。この祝日は、2016年に制定されました。8月11日は、山に関する伝統行事が各地で行われていた日であったことから選ばれました。

敬老の日(9月の第3月曜日) – 高齢者を敬う日

「敬老 (keirou)」とは、「老人を尊敬する」という意味です。「敬老の日 (keirou no hi)」は、老人を尊敬して長生きすることを願う日です。この祝日は1966年に制定され、もともとは9月15日でしたが、2003年から9月の第3月曜日となりました。

敬老の日には、多くの自治体が高齢者を招待して記念行事を開催します。また、学校では子供たちが高齢者施設を訪問し、交流を深めることもあります。家庭では、祖父母に感謝の気持ちを伝える機会となっています。

秋分の日(9月22日または23日) – 自然をたたえる日

「秋分 (shuubun)」は「春分」と同じように、昼と夜の長さが同じになる日のことです。昼と夜の長さが同じになる日は年2回あるので、春のほうを春分、秋のほうを秋分といいます。

スポーツの日(10月の第2月曜日) – スポーツを楽しむ日

「スポーツの日 (supootsu no hi)」は、スポーツを楽しみ、健康的な生活を送ることの大切さを考える日です。この祝日は、1964年の東京オリンピック開会式が行われた10月10日を記念して、2000年に「体育の日」として制定されました。2020年からは名称が「スポーツの日」に変更され、10月の第2月曜日となりました。

スポーツの日には、各地で市民マラソンやスポーツ大会が開催されたり、学校では運動会が行われたりすることが多いです。

文化の日(11月3日) – 文化を大切にする日

「文化の日 (bunka no hi)」は、文化に親しむとともに自由と平和を愛する日です。この祝日は、1948年に制定されました。11月3日は、1946年に日本国憲法が公布された日であることから選ばれました。

文化の日は美術館や博物館などの多くの文化施設が入場無料になります。

勤労感謝の日(11月23日) – 働くことを感謝する日

「勤労感謝 (kinrou kansha no hi)」の日は、働くことの尊さを理解し、働く人々に感謝の意を表する日です。この日は、国民の祝日の中で最も新しく、1948年に制定されました。勤労感謝の日には、多くの企業や組織が労働者に感謝の意を表するイベントを開催します。

アメリカでは、11月の第4木曜日に感謝祭(Thanksgiving Day)が祝日となっています。感謝祭は、勤労感謝の日と同様に、働く人々への感謝を表する日ですが、同時に豊作への感謝も込められており、七面鳥の丸焼きを食べるのが伝統です。日付は異なりますが、勤労感謝の日と感謝祭は、働く人々への感謝という点で共通しています。

【豆知識】なぜ春分の日と秋分の日は、日にちが定まってないの?

春分の日と秋分の日は、太陽暦(グレゴリオ暦)に基づいて日付が決められるため、毎年同じ日付とはなりません。具体的には、春分の日は3月20日か21日、秋分の日は9月22日か23日となります。これは、地球の公転軌道上の位置によって、昼と夜の長さが等しくなる日(春分点と秋分点)が年によってずれるためです。このため、春分の日と秋分の日は、他の祝日と比べて日付が固定されていないのが特徴です。

参考:2025年の祝日は?知ってそうで知らない「国民の祝日」とその趣旨や経緯

日本の祝日と休日のルールを知ろう

日本の祝日には、特別なルールがあります。例えば、祝日が週末と重なると「振替休日」が設定されることがあるほか、祝日と祝日の間に平日が挟まると「国民の休日」となり、連休が続くことも。

振替休日とは?祝日が日曜日に重なったときの仕組み

祝日が日曜日に当たる場合、その翌日の月曜日が休日となり、これを「振替休日 (furikae kyuujitsu)」と言います。これは、祝日の意義を維持しつつ、国民に休日を保証するための措置です。ただし、翌日が他の祝日と重なる場合は、その翌々日が振替休日となります。

国民の休日とは?祝日に挟まれた平日はどうなる?

「国民の休日」は、祝日と祝日の間にある平日を休日とする制度です。具体的には、祝日が火曜日や水曜日である場合、その前日の月曜日や火曜日が国民の休日となります。この制度により、祝日を含めて連続した休日が実現されます。

これらの祝日のルールにより、日本では年間の休日数が増加しています。特に4月から5月にかけてのゴールデンウィークや、9月から10月にかけてのシルバーウィークは、複数の祝日と振替休日、国民の休日が組み合わさって、まとまった休暇を取得できる貴重な機会となっています。

日本の長期休暇&大型連休を総チェック!

日本には、祝日だけでなく、長期休暇が取れるシーズンもあります。代表的なのは「ゴールデンウィーク」や「お盆」、「シルバーウィーク」、そして年末年始などです。

ゴールデンウィークはいつ?2025年の連休パターンを紹介

「ゴールデンウィーク(Golden Week)」は、日本で毎年4月末から5月初めにかけて祝日が続く連休のことです。

2025年には、5月3日が「憲法記念日」、5月4日が「みどりの日」、5月5日が「こどもの日」と続く3連休に加え、5月6日(月)が振替休日となります。これは、5月4日(「みどりの日」)が日曜日に当たるため、その翌日の月曜日が振替休日として設定されるからです。

さらに、4月29日(「昭和の日」)から5月2日(金)を休みとして取れば、最大8連休を楽しむことも可能。連休をもっと長く楽しめるので、旅行や帰省にもぴったりなタイミングですね!

シルバーウィークって何?発生する年と条件を知ろう

「シルバーウィーク(Silver Week)」とは、9月の「敬老の日」と「秋分の日」、そして土日をうまく組み合わせた秋の大型連休のことです。しかし、毎年必ずシルバーウィークがあるわけではなく、祝日がうまく重なる年にだけ発生します。

例えば、2025年の場合、敬老の日が9月15日(月)、秋分の日が9月23日(火)と、祝日同士の間が空いてしまうため、残念ながらシルバーウィーク(5連休)の条件には当てはまりません。ただ、旅行やリフレッシュのために休暇を取る人も多く、ちょっとした夏の終わりを感じる良いタイミングです。

お盆休みは祝日じゃない?夏の長期休暇の特徴

「お盆(obon)」は、毎年8月13日から8月16日の期間のことで、日本では亡くなった人々がこの期間に私たちのところに帰ってくるとされています。お盆自体は公式な祝日ではありませんが、ほとんどの企業や学校がこの時期に休みを取るため、事実上の長期休暇です。

この期間は、先祖を敬うために家族が集まり、墓参りをしたり、盆踊りに参加したりするのが一般的。交通機関も混雑するので、移動の際は少し余裕を持って計画すると安心でしょう。

年末年始はいつからいつまで?日本の冬の長期休暇

年末年始は、元日(1月1日)を中心に、多くの人々が休暇を取る時期です。公式には元日が祝日となっていますが、国内企業の年末年始休みは、一般的に12月29日から1月3日までが多いとされています。特にオフィスワークの企業では、連続した長期休暇を取ることが一般的です。年末年始は、家族や友人と過ごす時間が増え、ゆっくりリラックスするチャンスでもあります。

まとめ

日本の祝日や長期休暇を知ることで、日々の生活がもっと充実したものになります。特に、ゴールデンウィークやお盆、シルバーウィークなどの大型連休は、旅行やリフレッシュの絶好のチャンス。日本の文化に触れ、休暇を楽しみながら、日常生活をより一層楽しいものにしていきましょう!

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