日本のトイレの流し方は?ウォシュレットの用語と機能も解説

2022/3/10 最終更新

日本にはさまざまなハイテク機器がありますが、トイレがとても高機能なことはよく知られています。初めて日本で暮らす外国人の中には、複雑な日本のトイレの流し方が分からない人もいるかもしれません。そこでこの記事では、日本のトイレの流し方や、ウォシュレットを使う時に知っておきたい用語とその機能などを解説します。

日本のトイレの種類

日本のトイレには「和式」と「洋式」の2種類があり、見た目や使い方に違いがあります。特に和式は外国人の方になじみが薄いので、使い方を間違えないように気をつけましょう。

和式

和式とは「日本式」という意味で、日本に古くからあるタイプのトイレです。床の部分に便器が埋まっていて、その上にまたがって用を足します。慣れないうちはしゃがんだまま用を足すのが難しいですが、しゃがんだ姿勢は座った状態よりいきみやすいので、便が出やすいメリットもあります。

洋式

洋式トイレは椅子の形をした便器に座って用を足すタイプで、アメリカやヨーロッパなど海外で広く使われています。外国人の方は洋式のほうが使いやすいでしょう。

多機能トイレ

日本のトイレには、「多機能トイレ」という普通より広いスペースのトイレがあります。多機能トイレは普通のトイレが使えない車いすの人などが使うためのトイレですが、車いすでない人も使うことができます。多機能トイレには、赤ちゃんのおむつを交換するためのテーブルがあることも覚えておきましょう。

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トイレの流し方

日本のトイレの水を流す方法は、レバー式・ボタン式・センサー式の3つがあります。初めて日本のトイレを使う外国人の方にとって少し分かりにくいものもあるので、それぞれの流し方を知っておきましょう。

レバー式

レバー式は、短い棒のようなレバーを下に押して流すタイプと、手前か奥に半分ほど回転させて流すタイプのレバーがあります。回転させるタイプは回す向きによって「大」と「小」があり水の量が変わります。

ボタン式

ボタン式は、「流す」と書いてあるボタンを押して水を流すタイプです。ウォシュレットの場合はボタンパネルの中にあることもあります。こちらも「大」「小」2つのボタンがあることが多く、水の量を使い分けることができます。

センサー式

センサー式は、センサーに手をかざすことで水が流れるタイプです。レバーやボタンに触らなくていいので手が汚れません。センサーには手のマークがついていることが多いです。

ウォシュレットによく出てくる用語とその機能・使い方

下の表は、ウォシュレットを使う時によく出てくる用語とその英訳、および機能と使い方です。これら全てを覚えなくてもトイレを使うことはできますが、知っておいたほうが便利です。トイレによっては、「やわらか」「音姫」「乾燥」の機能がついていないこともあります。

用語意味(英訳)機能と使い方
流す(nagasu)洗浄(senjou)flushトイレが終わった後に水を流すボタン。「大(full)」と「小(half)」がある。
おしり(oshiri)hipおしりを水で洗浄する
ビデ(bide)bidet女性器を水で洗浄する
やわらか(yawaraka)soft弱い勢いの水で洗浄する
止(’tomeru’ or ’tomaru’)stopおしりとビデの水を止める
音姫(otohime)直訳では’sound princess’’トイレ中の音を消す音楽が流れる
音量(onryou)volume音姫の音楽の音量を調節する
水勢(suisei)water pressureおしりやビデの水の強さを調節する
乾燥(kansou)drying洗浄した後のおしりを風で乾かす
呼出(yobidashi)call体調が悪くなったり困ったことがあった時に、スタッフを呼んで助けを求める

「おしり」と「ビデ」の違い

おしりとビデは機能が似ていますが、ビデはおしり洗浄より少し前にシャワーが出るので、女性器が洗いやすくなっています。ビデは女性器を洗うためのものですが、便座に深く座れない子供がおしりを洗う時に使うと便利です。

「呼出」ボタンに注意

「呼出」ボタンはスタッフを呼んで助けを求めるためのボタンなので、間違えて押してしまわないように注意しましょう。呼出ボタンは「流す」ボタンやセンサーのすぐとなりにあることが多く、急いでいるとうっかり押してしまう可能性もあります。

ウォッシュレットを使う時のコツと注意点

ウォシュレットは日本以外ではあまり見られないトイレなので、外国人の方は正しい使い方が分からないかもしれません。そこで、日本で快適にトイレを使うために、ウォシュレットを使う時のコツと注意点を解説します。

洗浄は10秒くらいで十分

おしり洗浄はたくさん洗ったほうがきれいになるような気がしますが、実際は10秒くらい洗えば十分です。逆にあまり長く洗いすぎると、かえっておしりを痛めてしまうこともあります。

水の勢いを強くしすぎない

おしり洗浄の水の勢いは、できるだけ弱くするのがコツです。しっかり洗うために勢いを強くしたいと思うかもしれませんが、おしりを痛める原因になるのでおすすめしません。水の勢いが強いと、便座の後ろの部分が水で濡れてしまうのもデメリットです。

おしりを拭く前に洗浄する

おしりの洗浄は紙で拭く前に行います。先に紙で拭いてしまうと汚れがおしりになすりつけられてしまうので、しっかり洗浄できなくなります。

水温は高めがおすすめ

おしりの汚れはあたたかいほうがよく取れるので、おしり洗浄の水温は高めにしておくのがおすすめです。ただし、あまり高くすると熱くなるので注意しましょう。

まとめ

日本のトイレの流し方には、レバー式とボタン式、センサー式があります。ボタン式には「流す(nagasu)」または「洗浄(senjou)」と書いてあるので、この日本語を覚えておきましょう。

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