新幹線でフリーWi-Fiを使おう!ログイン方法と繋がらない時の原因・対処法を解説

日本の新幹線では、長時間の移動中でも無料の「フリーWi-Fi」が使えます。ただ、「ログイン方法がわからない」「認証ページが出ない」「繋がらない」など、困ることもありますよね。

この記事では、接続方法やログイン手順、繋がらない時の原因と対処法、安全に使うためのポイントまで解説します。のぞみ号など各路線の対応状況も紹介するので、旅行や出張で新幹線を利用する方はぜひ参考にしてください。

新幹線のフリーWi-Fiはこんな人におすすめ!

新幹線のフリーWi-Fiは、長時間の移動中に動画を見たり仕事をしたりしたい方にぴったりのサービスです。接続画面は8言語(日本語・英語・中国語〈簡体字/繁体字〉・韓国語・タイ語・ドイツ語・フランス語)に対応しているため、日本語が得意でない外国人の方も安心して利用できます。

新幹線のフリーWi-Fiが使える路線は?

新幹線フリーWi-Fiは、以下の路線の全列車で利用できます。乗車前に「FREE Wi-Fi」のステッカーを確認すると安心です。

  • 東海道新幹線(のぞみ・ひかり・こだま)
  • 山陽新幹線
  • 九州新幹線
  • 北陸新幹線(E7系・W7系)
  • 東北新幹線
  • 上越新幹線
  • 山形新幹線
  • 秋田新幹線
  • 北海道新幹線

接続時に選ぶネットワーク名(SSID)は路線によって異なり、次のいずれかです。

  • Shinkansen Free Wi-Fi:東海道・山陽・九州新幹線
  • JR-EAST FREE Wi-Fi:東北・上越・北陸(E7系)・山形・秋田・北海道新幹線
  • JR-WEST FREE Wi-Fi:北陸新幹線W7系

古い車両では未対応の場合もあるため、ステッカーを目印に確認しましょう。

新幹線のフリーWi-Fiの接続方法とログイン手順

初めて利用する方も、手順を知っておけば簡単に接続できます。ここではiPhone・Android・PC別に接続方法を紹介します。

iPhone・Android・PC別の接続方法

まずWi-Fiをオンにして、先ほど紹介したSSIDを選択します。表示された認証ページで利用規約を確認し、メールアドレス登録またはSNSアカウントでログインすると利用可能になります。

【iPhoneの場合】

「設定」→「Wi-Fi」→ SSIDを選択→ 利用規約に同意→ ログイン

【Androidの場合】

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」→ SSIDを選択→ 利用規約に同意→ ログイン

【PCの場合】

「設定」→「ネットワークとインターネット」→ SSIDを選択→ 利用規約に同意→ ログイン

ログイン画面が出ないときの対処法

接続しようとしても認証ページ(ログイン画面)が表示されないことがあります。そんなときは、次の方法を試してみましょう。

  1. ブラウザを一度閉じて再起動する
  2. ネットワーク名(SSID)を選び直す
  3. 機内モードオン/オフを切り替えて再接続する

それでも表示されない場合は、車両が未対応の可能性があります。ステッカーを確認し、Wi-Fi対応車両かどうかを確かめてください。

新幹線のフリーWi-Fiが繋がらない・遅い時の3つの原因

新幹線フリーWi-Fiが繋がらない原因は、大きく分けて「電波状況」「混雑」「利用時間制限」の3つです。

①トンネルや山間部で電波が途切れる

新幹線フリーWi-Fiは携帯電話の回線を利用しているため、トンネルや山間部では電波が届きにくく接続が切れることがあります。

②混雑時の速度低下

特に連休や休日、観光シーズンは利用者が増え、通信が混み合って速度が遅くなる傾向があります。メールやSNSなど軽い通信を中心に利用すると快適です。

③一定時間ごとの自動切断

フリーWi-Fiは一定時間ごとに切断される仕組みになっており、長時間の利用では再接続が必要です。認証ページに再度アクセスし、ログインし直しましょう。

【対策】快適に使うためのポイント

これらの原因を踏まえて、快適に利用するために次のポイントを押さえておきましょう。

  • 切断されたらWi-Fi設定をオフにして再接続する
  • オフラインでも使えるコンテンツ(動画ダウンロード、資料保存)を事前に準備
  • 混雑時は軽い通信(メール、SNS)を中心に利用

新幹線のフリーWi-Fiの安全性と注意点

フリーWi-Fiは便利ですが、パスワードなしで誰でも接続できるため、セキュリティ面で注意が必要です。ここでは、リスクと安全に使うための対策を紹介します。

パスワードなしWi-Fiの危険性

パスワードなしで誰でも接続できるため、通信が傍受される可能性があります。特にクレジットカード情報の入力や会社の機密情報を扱う作業は避け、一般的なウェブ閲覧程度にとどめるのがおすすめです。

安全に利用するためのおすすめ設定

新幹線フリーWi-Fiを安心して使うためには、次のような設定や対策をしておくと効果的です。

  • VPNを利用する
  • HTTPSサイトのみ接続する
  • OSやアプリを常に最新に保つ

これらの対策を意識することで、移動中でも安心して新幹線フリーWi-Fiを活用できます。

新幹線でもっと快適にフリーWi-Fiを使うためのコツ

フリーWi-Fiを快適に使うために、覚えておきたいポイントを紹介します。

充電対策・座席選びの工夫

せっかくフリーWi-Fiが使えても、スマホやPC本体のバッテリーが切れてしまってはもったいないですよね。

新幹線のコンセントは車両によって場所が異なりますが、窓側座席や最前列・最後列の座席に設置されていることが多いので、座席を予約するときはその点も意識すると安心です。

さらに、モバイルバッテリーを持参しておけば、長時間の移動でも安心して作業や動画視聴ができます。

ポケットWi-Fi・テザリングとの併用

動画視聴やオンライン会議など大容量通信が必要な場合は、ポケットWi-FiやプリペイドSIMの利用も検討しましょう。

大容量のデータ通信が必要な場合や、より安定したインターネット環境を確保したい方は、ポケットWi-Fiのレンタルがおすすめです。

料金比較やおすすめサービスは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

👉 外国人向け日本のポケットWi-Fiレンタルは?料金比較とおすすめTOP5!

まとめ

新幹線のフリーWi-Fiは、移動中に無料でインターネットを楽しめる便利なサービスです。

利用前に対応路線やネットワーク名(SSID)を確認し、接続方法やログイン手順を把握しておくと安心。トンネルや混雑時に繋がりにくくなることもあるため、再接続の方法やオフラインで利用できる準備をしておくとより快適に過ごせます。

また、コンセントが近い座席の予約やモバイルバッテリーの持参も、長時間の移動ではおすすめです。

参考:JRおでかけネット

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