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日本のコインランドリーの使い方は?必要な持ち物と料金相場なども解説

旅行中や洗濯機の故障時、大きな布団を洗いたいときなど、日本のコインランドリーはとても便利です。

最近では料金や使い方がわかりやすくなり、外国人の方にも利用しやすい環境が整ってきています。

この記事では、コインランドリーの料金相場や利用方法、節約のコツまで詳しくご紹介します。

Contents

日本のコインランドリーでは何ができるの?

日本のコインランドリーは、コインを投入して洗濯機や乾燥機を使えるセルフサービスの施設です。

現在では全国に約2万5千店舗あり、24時間営業の店舗も増えています。

街中はもちろん、ホテルやマンスリーマンション、銭湯などに併設されていることも多く、日常生活の中で気軽に利用できます。

洗えるものはシャツやタオルなどの衣類に限らず、毛布・羽毛布団・カーテンなどの大物も対応可能。

さらに、靴専用の「スニーカーランドリー」が設置された店舗もあり、布製スニーカーなどを洗って乾燥まで行えます。

自宅では難しい大きなアイテムの洗濯にも、コインランドリーは強い味方です。

こんな時に使える!

コインランドリーは、日常生活のさまざまなシーンで活躍します。

たとえば、家に洗濯機がない場合や、旅行・出張中の洗濯には特に便利です。

また、日本は梅雨や台風など湿度の高い時期が多く、洗濯物が乾きにくい日もあります。

そんなときは、乾燥機だけ使って短時間でしっかり乾かすことも可能です。

さらに、家庭用洗濯機では洗いにくい布団や毛布、カーペットなどの大物を洗いたいときや、洗濯機が故障してしまったときの一時的な対応にもぴったり。

時間がないときやまとめて一気に洗濯したいときにも、コインランドリーは頼れる選択肢です。

【アイテム別】コインランドリーの料金相場は?

コインランドリーを使う前に気になるのが料金です。

アイテムの種類や洗濯機の容量によって価格は異なりますが、ここでは一般的な相場をご紹介します。

店舗によって異なる場合もあるため、目安として参考にしてください。

洗濯機

衣類のみを洗濯する場合、10kgでおおよそ500円前後が目安です。

容量が増えると700〜800円程度になることもあります。

使用時間は約30分が一般的で、少量であれば300円台で洗える機種もあります。

乾燥機

乾燥機の料金は「時間制」が基本です。

10分あたり100円が相場で、一般的な衣類であれば20〜30分(200〜300円)程度で乾かすことができます。

乾きにくい素材や厚手の衣類はもう少し時間がかかる場合もあるため、こまめに乾燥状況を確認すると安心です。

洗濯乾燥機

洗濯と乾燥を一度に済ませられる「洗濯乾燥機」は、利便性が高いぶん、料金もやや高めに設定されています。

容量によって異なりますが、8〜10kgで900〜1,200円程度が一般的です。

衣類の量が多いときや時短したいときにおすすめです。

スニーカー

一部のコインランドリーには、靴専用の「スニーカーランドリー」が設置されています。

洗濯と乾燥が可能で、料金は1回200〜300円ほど。

布製や合成繊維のスニーカーに対応しており、汚れが気になる靴をまとめて洗いたいときに便利です。

布団・毛布など

布団や毛布といった大きな寝具類は、対応している機種で洗濯・乾燥が可能です。

洗濯料金は1回800〜1,200円程度で、乾燥も含めるとトータルで1,500円ほどになることもあります。

清潔に保ちたい寝具を手軽に洗えるため、季節の変わり目にも重宝します。

コインランドリーの支払い方法は?現金・キャッシュレスに対応!

日本のコインランドリーでは、依然として現金支払いが主流です。

多くの店舗で100円や500円硬貨を使って洗濯機・乾燥機を利用しますが、最近ではキャッシュレス決済に対応した店舗も増えてきました。

現金が主流だが、キャッシュレスも増えている

現金払いの場合は、事前に小銭を用意しておくと安心です。

両替機が設置されている店舗もありますが、すべての店舗にあるとは限らないため、準備しておくとスムーズ。

一方、QRコード決済や交通系ICカード、スマートフォンアプリに対応した店舗も登場しており、現金がなくても利用できる環境が整いつつあります。

プリペイドカードやアプリ払いの特徴と注意点

プリペイドカード方式を導入しているコインランドリーでは、事前にチャージしておくことで、現金を使わずに洗濯や乾燥ができます。

一部店舗では利用者向けの割引や特典がある場合もあり、お得に使えるケースもあります。

ただし、対応店舗が限られているため、支払い方法はウェブサイトなどで事前に確認しておきましょう。

初めてでも簡単!日本のコインランドリーの使い方

日本のコインランドリーは、操作がシンプルで初めての方でも簡単に使えます。

洗濯機・乾燥機・洗濯乾燥機のいずれも、基本的な流れを押さえておけば迷うことはありません。

洗濯機/洗濯乾燥機の使い方

  1. 空いている機械を選び、洗濯物を入れてドアを閉めます
  2. 必要に応じて洗剤を投入(自動投入タイプが多い)
  3. 表示された金額のコインを入れ、スタートボタンを押します
  4. 終了後、洗濯物を取り出して完了です

洗濯乾燥機を使う場合は、洗濯から乾燥まで一度に処理でき、時間も手間も短縮できます。

乾燥機の使い方

  1. 洗濯済みの衣類を乾燥機に入れてドアを閉めます
  2. 時間に応じた金額を投入し、スタートボタンを押します
  3. 設定時間が終了したら、衣類を取り出しましょう

乾燥時間は衣類の量や種類によって異なるため、途中で様子を見るのもおすすめです。

何を持っていく?コインランドリーの持ち物リスト

コインランドリーを利用する際は、必要なものをあらかじめ準備しておくと安心です。

多くの店舗では洗剤が不要な機械もありますが、念のため確認しておきましょう。

洗剤や柔軟剤は必要?

最近のコインランドリーでは、洗剤や柔軟剤を自動で投入してくれる洗濯機が主流です。

そのため、多くのケースで洗剤は持参不要ですが、店舗によっては自分で入れるタイプの機械もあります。

初めて利用する店舗では、使い切りタイプの洗剤を持っていくと良いでしょう。

持っていくと便利なアイテム

  • 現金(100円・500円硬貨):キャッシュレス非対応の店舗も多いため、念のため準備を
  • 洗濯物:分別しておくとスムーズ
  • 洗濯ネット:衣類の傷みを防げます
  • ランドリーバッグ:洗濯物の持ち運びに便利
  • 乾燥機用シート(柔軟剤シート):静電気やしわ対策に役立ちます

これらをそろえておくと、快適にコインランドリーを利用できます。

どこで見つける?近くのコインランドリー検索方法

日本でコインランドリーを探すときは、スマートフォンの地図アプリや専用の検索サイトが便利です。

現在地や滞在先の住所を入力すれば、周辺の店舗をすぐに見つけられます。

地図アプリや検索サイトを活用しよう

Googleマップなどの地図アプリでは、「コインランドリー」と検索するだけで近くの店舗が表示されます。

ほかにも、以下のような検索サイトを使えば、郵便番号やエリア名から探すことが可能です(日本語サイトが中心ですが、地名入力で利用できます)。



宿泊先のホテル内コインランドリーもチェック

ビジネスホテルやマンスリーマンションなどの宿泊施設では、館内にコインランドリーを備えていることがあります。

長期滞在や旅行中の洗濯に便利なので、チェックイン時にフロントで設備の有無を確認しておくと良いでしょう。

コインランドリーのマナーと注意点

コインランドリーは多くの人が利用する共有スペースです。

気持ちよく使うためには、基本的なマナーと注意点を押さえておきましょう。

両替機やお釣りに注意!

多くの機械は硬貨専用で、お釣りは出ません。

表示された金額ぴったりのコインを入れる必要があります。

両替機がある店舗もありますが、すべての店舗に設置されているわけではないため、小銭を用意しておくと良いです。

衣類の素材・ポケット確認は忘れずに

洗濯や乾燥ができない素材の衣類もあるため、タグの表示を確認しておきましょう。

また、ポケットに小物が残っていないかのチェックも大切です。

異物が混入すると衣類を傷めたり、機械が故障することもあります。

終了後は速やかに取り出そう

洗濯や乾燥が終わったら、なるべく早く洗濯物を取り出すのがマナー。

混雑時などは、次に使いたい人やスタッフが取り出すこともあります。

トラブルを避けるためにも、終了時間を意識して行動しましょう

店舗内での過ごし方と注意点

店内には椅子やテーブルが設置されていることも多く、待ち時間を快適に過ごせます。

フリーWi-Fiを提供している店舗や、カフェを併設しているところも。

ただし、多くのコインランドリーでは飲食や喫煙が禁止されているため、ルールを守って利用しましょう。

他人の洗濯物があるときは?

洗濯が終了しているにもかかわらず、機械の中に洗濯物が放置されている場合は、店舗内にあるランドリーバスケットなどへ移しても問題ありません。

ただし、トラブルの原因にならないよう、なるべく他の空いている機械を利用するようにしましょう。

コインランドリーの料金を安く抑えるコツ

コインランドリーは便利な一方で、頻繁に使うと意外とコストがかさむことも。

ここでは、なるべく出費を抑えて使うためのちょっとした工夫をご紹介します。

洗濯は自宅で、乾燥だけコインランドリーを使う

自宅に洗濯機がある場合は、洗濯は自宅で済ませて、乾燥だけコインランドリーを利用する方法がおすすめです。

乾燥機の利用だけなら100円〜300円ほどで済むため、全工程を外で行うよりも節約になります。

乾いたバスタオルを一緒に入れて乾燥時間を短縮

乾燥機に衣類と一緒に乾いたバスタオルを入れると、水分を吸収してくれるため、衣類の乾きが早くなります。

その結果、必要な乾燥時間が減り、料金の節約につながるでしょう。

乾き具合をこまめに確認してムダな追加を防ぐ

乾燥機は時間単位で料金が加算されるため、設定時間をすぎても衣類がすでに乾いていた場合、その分の料金がムダに。

途中で乾き具合を確認し、必要以上の時間を追加しないよう注意すると、無駄な出費を防げます。

まとめ

日本のコインランドリーは、日常のちょっとした場面から旅行中の洗濯、大物のケアまで、さまざまな場面で頼りになる存在です。

料金や使い方のコツを知っておけば、初めてでも戸惑わずに使えるはず。

ちょっとした工夫で費用も抑えられるので、上手に活用してみてはいかがでしょうか。

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