メニュー アイコン
メニュー 閉じるアイコン

初めてでも安心!日本でのタクシーの呼び方とマナー・便利な用語まで詳しく解説

日本のタクシー


日本での移動手段としては電車やバスが一般的ですが、大きな荷物があるときや駅から離れた場所へ行きたいときには、タクシーがとても便利です。

この記事では、初めて日本でタクシーを利用する方に向けて、基本的な呼び方や使い方、便利なフレーズ、乗車時のマナーまでわかりやすく解説します。

日本でのタクシーの呼び方は主に4つ!

日本でタクシーを利用する方法は主に4つ。

それぞれの特徴を理解しておくと、状況に応じて使い分けられて便利です。

その場で乗車する

日本の都市部では、多くのタクシーが街中を走っています。

大通りに出れば、「空車」サインを出しているタクシーを見つけることができるでしょう。

タクシーが近づいてきたら、手を挙げて合図を送ります。ただし、反対車線のタクシーには乗車できないので、進行方向を確認しておきましょう。

また、駅にはタクシー乗り場が設けられていることが多く、列に並んで先頭の車両から順に乗車します。

運転手が気づいていない場合は、窓をノックして伝えるとスムーズです。

タクシーアプリを使う

現在地や目的地を指定するだけで、スマートフォンから簡単に配車できるタクシーアプリは、外国人にも人気の方法です。

支払い方法としてクレジットカードや電子マネーを登録できるものも多く、現金不要でスムーズに利用できます。

GO(旧MOV・JapanTaxi)

  • 公式サイト:タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》
  • 対象エリア:東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、群馬、宮城、北海道、福岡、大阪、広島、奈良、京都ほか

Uber Taxi

  • 公式サイト:Uber タクシー
  • 対象エリア:東京、横浜、大阪、名古屋、京都、札幌、福岡ほか

DiDi

アプリを使うときは、まずGPSをオンにして正しく現在地を設定しましょう。

時間帯や場所によっては、すぐにタクシーが見つからないこともあるため、少し余裕をもって手配するのがおすすめ。

また、アプリによっては迎車料金がかかる場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。

電話でタクシーを呼ぶ

電話でタクシーを呼ぶ際は、名前や現在地、目的地を伝えましょう。

日本語でのやりとりが不安な場合は、英語対応のタクシー会社を選ぶのがおすすめです。

混雑時は時間に余裕を持って依頼するようにしましょう。

主要なタクシー会社の連絡先

  • 日本交通株式会社
    • 電話番号:03-5755-2336
    • 公式サイト:NIHON KOTSU
      ※英語対応専門のオペレーターが対応しています。
  • 国際自動車株式会社

ホテルや施設スタッフに頼む

ホテルやレストランのスタッフにお願いすれば、代わりにタクシーを呼んでもらうことができます。

多くの施設では対応に慣れているため、日本語に自信がない方や、電話・アプリの操作に不安がある場合でも安心でしょう。

現在地から近いタクシーを見つけるには?街中や駅での拾い方

タクシーをその場でつかまえたいときは、街中や駅の乗り場が便利です。

タイミングがよければ、すぐに乗車できます。

「空車」表示あり!街中でタクシーをつかまえる

市街地では「空車」のサインが出ているタクシーを見つけたら、手を挙げて合図を送りましょう。

大通りで待っていると比較的すぐに見つかりますが、悪天候や通勤ラッシュの時間帯はつかまりにくいこともあります。

また、反対車線を走っているタクシーは乗車できない場合が多いので、進行方向に注意して待つのがポイントです。

駅のタクシー乗り場を利用する

ほとんどの鉄道駅にはタクシー乗り場があります。

乗り場では先頭のタクシーから順番に乗車します。

並んでいる場合は、列の最後尾に並んで順番を待ちましょう。

日本のタクシー料金の仕組みと追加料金の種類

タクシー料金は基本的にメーター制で、乗車距離や時間に応じて料金が加算されます。

乗車前に料金の仕組みを把握しておくと安心です。

初乗運賃とメーター制の仕組み

タクシーには「初乗運賃」が設定されており、それ以降は距離や時間に応じて料金が加算されていきます。

初乗料金は車内やドア付近に表示されているので、事前に確認しておきましょう。

割増料金・高速料金・迎車料金・待機料金とは

日本のタクシーでは、基本料金以外に状況に応じて追加料金が発生することがあります。

  • 割増料金:22時〜翌5時は深夜料金として約20%増し
  • 高速料金:高速道路を使用した場合に実費が加算
  • 迎車料金:アプリや電話での呼び出し時に発生することがある
  • 待機料金:ドライバーが指定場所で長時間待機した場合に加算されることも

支払い方法は?クレジットカード・電子マネーの対応

多くのタクシーでは、現金以外にクレジットカードや交通系IC、QRコード決済にも対応しています。

対応状況は車内ステッカーで確認できるため、乗車前にチェックしておくと安心です。

タクシーを利用する際に知っておくと便利な用語&フレーズ集

言語の壁を感じやすいタクシー利用ですが、基本的な用語やフレーズを覚えておくとスムーズにやりとりできます。

タクシー用語の意味

日本のタクシーには、車の前方や上部に「行き先の状態」を示すサインが表示されています。

  • 空車(kusha):乗車可能なタクシー
  • 賃走(chinso):すでに乗客が乗っているタクシー
  • 迎車(geisha):配車でお迎えに向かっている最中
  • 割増(warimashi):深夜割増運賃適用中
  • 回送(kaiso)/貸切(kashikiri):乗車不可の状態

乗車前・配車時に使えるフレーズ

タクシーを呼ぶときや乗車前のやりとりでは、いくつかの基本的なフレーズを覚えておくと便利です。

  • タクシーを呼んでください。
    Taxi o yonde kudasai
    → Please call a taxi.
  • ○○までお願いします。
    ○○ (address or name of the location) made onegai shimasu
    → To ○○, please.
  • クレジットカードで払えますか?
    Kurejitto kādo de haraemasu ka?
    → Can I pay by credit card?

車内での会話・指示に使えるフレーズ

タクシーに乗ってからは、行き先を伝えたり、曲がる場所を指示したりといった簡単なやりとりが必要になります。

  • まっすぐ行ってください。
    Massugu itte kudasai
    → Go straight, please.
  • このあたりでおろしてください。
    Kono atari de oroshite kudasai
    → Please drop me off around here.
  • 急いでもらえますか?
    Isoide moraemasu ka?
    → Could you please hurry?
  • 領収書をください。
    Ryōshūsho o kudasai
    → Please give me a receipt.

日本のタクシーに乗るときの注意点

日本のタクシーは、いくつか気をつけたいポイントがあります。

初めて乗る方でも戸惑わないように、マナーやルール、よくある注意点を事前に確認しておきましょう。

自動ドアや禁煙などのマナー・ルール

日本のタクシーでは、後部座席の左側ドアが自動で開閉されます。

無理に手で開けたり閉めたりしないよう注意しましょう。

また、車内は全面禁煙で、飲食も控えるのが一般的です。

キャリーケース・傘の置き方

スーツケースなどの大きな荷物がある場合は、基本的にドライバーが後部トランクに入れてくれます。

乗車時に一声かければ対応してもらえるので、自分で無理に持ち込まず、お願いしましょう。

また、傘が濡れている場合は、座席を濡らさないように注意。

できるだけ床に立てるか、手で持っておくのがおすすめです。

チップは不要!日本ならではの習慣

日本ではチップ文化がなく、料金メーターに表示された金額のみを支払えば問題ありません。

多めに払ったとしても、きちんとお釣りが返されます。

まとめ

状況に応じて使い分けることで、タクシーでの移動がぐっと便利になります。

マナーやフレーズを覚えておけば、初めてでも安心して利用できるはず。

ぜひこの記事を参考に、日本でもタクシーを活用してみてください。

関連記事
Goandup Picks > 公共サービスと生活インフラ > 初めてでも安心!日本でのタクシーの呼び方とマナー・便利な用語まで詳しく解説