日本の住所はどうやって書けばいい?英語での書き方も解説

2022/3/10 最終更新

日本で生活していると、書類などに住所を書くことがよくあります。日本の住所の書き方は外国と違うので、慣れるまでは戸惑うかもしれません。そこで今回は、日本の住所の書き方について、初めての外国人の方でも分かるように詳しく解説します。

日本の住所の書き方

日本の住所の書き方は、アメリカやヨーロッパなどの諸外国とは書き方が逆で、最初に都道府県、次に市区町村や地名を書いて、最後に番地やマンション名などを書きます。また、日本では「通り(street)」の名前は書かないのも諸外国と違う点です。

1.郵便番号

日本語で住所を書く場合、まず最初に郵便番号を書きます。日本の郵便番号は3ケタの数字と4ケタの数字をハイフンでつないで、「123-4567」のように書きます。

日本では郵便番号の前に、この数字が郵便番号であることを示す「〒」という記号をつけて、「〒123-4567」と書くことが多いです。ただしこの記号はなくても問題はありません。

2.都道府県

郵便番号の次に、最も大きい区分である都道府県を書きます。ほとんどの場合は「神奈川県」「千葉県」のように「県」をつけますが、「東京都」「北海道」「大阪府」「京都府」の4つだけは、都・道・府を使うので間違えないようにしましょう。

3.市・区・郡・村など

都道府県の次に市・区・郡・村などの区分を書きます。場所によって、市と町があるところ、区だけのところ、郡と村があるところなど違いがあるので、住んでいる場所で使われているものを確認して記入しましょう。

4.町名・地名

市や区の次に、町名や地名を書きます。地名というのは例えば「千葉県〇〇市××町△△1-2-3」という住所の場合、「△△」の部分のことです。

5.番地

町名・地名を書き終わったら、次は番地を書きます。日本の番地は「1-2-3」のようにハイフンでつなぐ書き方と、「1丁目2番地3号」のように「丁目」「番地」「号」と書く書き方があり、どちらで書いても同じ意味になります。

6.マンション名や部屋番号など

番地を書いたら、最後にマンション名や部屋番号などを、「〇〇マンション305号」「××コーポ102号」のように書きます。日本では部屋の番号を「号」と呼びます。また、「マンション」以外にも「アパート」「コーポ」「ハイツ」「荘」といったいろいろな呼び方があるので、自分の住んでいるマンションの呼び方を確認しておきましょう。

一軒家の場合はマンション名がないので、番地まで書けば完了となります。

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地域による住所の違い

日本の住所には、市・区・町など地域によっていろいろな区分の仕方があるので、外国人の方にとっては難しいと思います。

市・区・町などのうちどれを使うかは、地域によって違いがあります。ここでは、東京23区・大きな街・小さな町や田舎の3つの地域に分けて、それぞれどのような住所の書き方をするか解説します。

東京23区の住所

東京23区の住所は、「東京都千代田区」というように、「東京都」の次に「区」を書いて、次に地名、番地の順になります。23区では「市」はないので書きません。

大きな街の住所

大きな街(正確には「政令指定都市」といいます)の住所は、例えば「〇〇県××市△△区」のように「県」「市」「区」の順番になります。「区」の前に「市」が入るのが東京23区との違いです。

小さな町や田舎の住所

小さな町の住所では「市」「町」が使われることが多く、「区」は使われません。例えば、「〇〇県××市△△町」といった感じです。

また、田舎の町では「〇〇県××郡△△村」というように、「郡」や「村」が使われることが多くなります。

日本の住所は縦書きもできる

日本語は横書きも縦書きもできるのが特徴ですが、住所も縦書きで書くことができます。縦長の封筒に住所を書く時は、縦書きにしたほうが見やすくて便利です。

縦書きで書く時は、番地も縦に書いたほうが見やすくなります。例えば「1-2-3」なら

1
|
2
|
3

というように、ハイフンを縦棒にして書きます。縦棒のハイフンは数字の1とやや似ているので、読む人が間違えないようにしたいなら、「一丁目二番地三号」と書いたり、数字の部分だけを漢字で書くなどすればよいでしょう。

英語で日本の住所を書く方法

海外で日本の住所を書く時は、海外の書き方にしたがって、番地・町名・市や区・都道府県の順で書きます。日本語で書く場合と外国向けに書く場合とで、住所の書き方が逆になるのが注意点です。例えば「神奈川県横浜市〇〇区××1-2-3」なら、”1-2-3,××,〇〇,yokohama, kanagawa”となります。

都道府県は英語で何と言う?

日本の都道府県は、都・道・府・県どの場合でも英語では”prefecture”を使います。”state”や”province”は使わないので注意しましょう。ただし、実際は住所を書く時にprefectureを使うことは少なく、単に”Tokyo” “Osaka”などと書くことが多いです。

市・区・町・村は英語で何と言う?

「市」は英語で”city”、「区」は”ward”、「町」は”town”、「村」は”village”になります。ただし、区や町は「〇〇-ku」「〇〇-cho」のように、そのままローマ字にして書くことも多いです。

まとめ

日本の住所の書き方は海外とは逆で、大きいエリアから順に都道府県・市区町村・番地と書いていきます。また、市や区などの使い分けは慣れていない外国人の方には分かりにくいので、間違えないように気をつけましょう。

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