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外国人アルバイトを採用する際の注意点は?思わぬ落とし穴も

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少子高齢化が進んでいることにより、日本の労働人口は年々減少しています。

そんな中注目されているのが外国人アルバイトの採用です。人手不足を解消したい企業にとって、外国人アルバイトは貴重な存在と言えるでしょう。

そこで今回は、外国人アルバイトの採用について詳しく解説していきます。

採用する際の注意点もご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

留学生アルバイトを採用予定の方は以下の記事もチェックしてみてください。

留学生アルバイトには時間制限アリ!違反した場合は罰則も

外国人のアルバイトは年々増えている

コンビニや居酒屋などを中心に、外国人のアルバイト年々増えてきています。清掃業や引っ越しなどの現場仕事でも外国人が活躍しているケースが増加中です。

留学やワーキングホリデーで日本に来る外国人が増えてきていることが理由の一つとして挙げられ、今後もますます多くなると言われています。

企業にとっても外国人を採用するメリットはたくさん。訪日している外国人に対応してもらえたり、仕事に意欲的な人材を確保することができます。

新型コロナウイルスの影響により日本に来る外国人は一時的に減っていますが、労働力の確保が課題の日本において外国人は貴重な人材だと言えるでしょう。

外国人アルバイトを採用する際の注意点

ここからは外国人アルバイトを採用する際の注意点について解説していきます。

特に注意すべき点は以下の3つです。

  1. 在留資格があるか確認する
  2. 適切な労働条件で雇う
  3. 受け入れ体制を整える

それではさっそく確認していきましょう。

在留資格があるか確認する

外国人アルバイトを採用する前に必ず確認しておきたいのが、「在留資格」です。

アルバイトが認められている在留資格は、定住者・日本人の配偶者・永住者・特定活動など。この在留資格がないのに採用してしまうと、不法就労に該当してしまいます。

在留資格は外国人が持っている「在留カード」に記載されているので、採用前に必ず確認しておきましょう。

もし適切な在留資格がない外国人を労働させてしてしまった企業には、不法就労助長罪として3年以下の懲役または300万以下の罰金が課されます。

適切な労働条件で雇う

外国人をアルバイトとして採用する際は、必ず適切な労働条件を提示して雇うようにしましょう。

労働基準法により、外国人であることを理由に低賃金にするなどの差別は認められていません。サービス残業を強要したり休みを制限したりするのも、もちろんNGです。

必ず外国人が条件に納得した上で雇用契約を結ぶようにしましょう。

また文化や宗教の違いによってできること、できないことがあるということも理解しておいてくださいね。

受け入れ体制を整える

外国人アルバイトの採用を考えている企業の中には、初めて外国人を受け入れるところもあるかもしれません。

そこで事前に確認しておきたいのが「受け入れ体制」が整っているかということ。

来日したばかりの外国人だと日本語力が乏しい場合があり、また敬語やマナーなどが十分ではないことがあります。

そのため、フォローできる人をつけてあげたり、研修マニュアルを母国語に翻訳したりするなど、しっかりとした受け入れ体制を整えることが大切。

さまざま整備するのは大変かもしれませんが、一度整えておくとスムーズに働いてもらえるはずですよ。

留学生を雇う場合は特に注意が必要!

外国人アルバイトを採用する際、特に留学生には注意が必要です。

その理由は以下の3つ。

  1. 「資格外活動許可」を得ないと労働禁止
  2. 週28時間以内の労働が条件
  3. 禁止されている業種がある

それでは詳しく解説していきます。

「資格外活動許可」を得ないと労働禁止

日本の大学生を雇う感覚で気軽に外国人留学生を採用してしまいがちですが、実はここが落とし穴。

留学生は「資格外活動許可」を得ないとアルバイトができません。

もし資格外活動許可を受けずにアルバイトをした場合は、不法就労にあたってしまいます。

採用する前に必ず資格外活動許可を得ているかどうか確認しておきましょう。

週28時間以内の労働が条件

留学生がアルバイトをする際、「週28時間以内」の労働が条件となっています。

その理由はアルバイトによって本来の目的である学業が妨げられないようにするためです。

またアルバイトを掛け持ちしている場合、すべてのアルバイトの労働時間の合計が週28時間です。1社あたりの上限ではないことを覚えておきましょう。

日本人であれば特に気にする必要はありませんが、留学生の場合は制限があるので注意してください。

禁止されている業種がある

外国人留学生は「風俗営業」にあてはまるアルバイトは禁止されています。

パチンコ店・ゲームセンター・キャバレー・麻雀店などが該当し、もしこれらのアルバイトをしてしまった場合は不法就労となってしまうので事前に確認しておいてくださいね。

まとめ

外国人アルバイトを採用する際の注意点についてご紹介しました。

在留資格の確認や受け入れ体制の確保など、さまざま気にしなければいけないポイントがあります。

しかしポイントを押さえて正しく採用すれば、労働人口が減ってきている今の日本において外国人アルバイトは大きな戦力となるでしょう。

本記事を参考にして、ぜひ積極的に採用してみてはいかがでしょうか。

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