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「午後一」とは何時のこと?意味や言い換え・ビジネスでの使い方を解説

「午後一」について解説している男性

「午後一(ごごいち)」って、聞いたことありますか?

ビジネスシーンや日常会話でよく使われますが、具体的に何時を指すのか少し曖昧な表現ですよね。特に、日本語を勉強している人にとっては「午後一って13時?それとも14時?」と疑問に思うかもしれません。

この記事では、「午後一」の正しい意味や、仕事での使い方を分かりやすく解説します。さらに、「昼一」や「午後二」との違い、英語での表現についても紹介するので、しっかり理解して、会話で自然に使えるようになりましょう!

「午後一(gogoichi)」とはどんな意味?

「午後一」は、ビジネスや日常会話でよく使われる表現ですが、正確な時間ではなく「昼休み直後の時間帯」を指します。会議や業務開始の時間として指定されることが多いものの、職場や業界によって異なるため、使う際は文脈を意識することが大切です。

「午後の一番始め」「昼休みが終わった直後」

「午後一」は、「午後一番」を略した言葉で、簡単にいうと「午後の始まり」のこと。

特に仕事の場面では「昼休みが終わってすぐ」を指すことが多く、たとえば昼休みが13時までなら、午後一は13時ちょうどくらいを意味します。

ただ、昼休みの時間は会社によって違いますよね。13時半まで休憩の会社なら「午後一」は13時半頃を指します。このように、職場のルールや状況によって、指す時間が微妙に変わるのが特徴です。

グローバルなビジネス環境で使う場合

日本語としては一般的に使われる「午後一」ですが、外国の人には伝わりにくいことも。

英語には「午後一」にぴったり合う表現がないので、グローバルな職場では「1 PM」や「right after lunch(昼休みのすぐ後)」と具体的に言ったほうが誤解がなくなります。

昼休みが終わった直後といっても、昼休みの時間は会社によって違います。13時までの会社もあれば、13時半までの会社もあるでしょう。では、「午後一」は13時か13時半のどちらのことを言うのでしょうか。これには一概に答えることはできません。なぜなら、「午後一」という表現は、文脈や会社によって異なる時刻を指す可能性があるからです。

「午後一(gogoichi)」は何時のこと?具体的な時間の目安

「午後一」という言葉は、「それぞれの職場や文化における午後の業務開始時間」をなんとなく表す言葉で、はっきりと決まった時刻を表す言葉ではありません。このため、ビジネスコミュニケーションでは、相手が同じ認識を共有しているか確認することが重要です。

「午後一」は一般的に13時前後を指しますが、必ずしも決まった時間ではありません。

一般的な目安として以下のようになります。

  • 12時~13時が昼休みの職場 → 午後一は 13時頃
  • 12時~13時半が昼休みの職場 → 午後一は 13時半頃

午後一を「12時」と考える人もいますが、12時はまだ「午後」ではなく「正午」にあたります。12時台を指す場合は「昼一」と表現するのが一般的です。

「午後一(gogoichi)」のビジネスシーンでの使い方と例文

「午後一」は仕事のスケジュールを伝えるのに特に便利な言葉です。いくつか例を見てみましょう。

明日は午後一で会議があります。
→ 明日の昼休み後すぐに会議があるという意味。

午後一で取引先へ電話します。
→ 昼休みが終わったらすぐ電話するという意味。

「午後一」は、仕事のスタートダッシュを決めるのに使える表現ですね!

ビジネスシーンでの使い分けは?

日本語意味使われる時間帯
午後一昼休み終了後すぐ13時前後
午後二午後2時頃14時頃
昼一昼食直後12時台~13時

仕事のスケジュールを伝える際、それぞれの言葉を適切に使い分けると、よりスムーズなコミュニケーションができます。

「午後一(gogoichi)」と「午後二(gogoni)」「昼一(hiruichi)」の違いは?

「午後一」以外にも、「午後二」や「昼一」という表現があります。どれも時間帯を示す言葉ですが、指す時間が微妙に異なります。ビジネスシーンでの使い分けを含め、それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

午後二の意味と使い方

「午後二」は、午後2時ごろを指します。「午後一」よりも遅い時間帯で、昼休み明けの業務が落ち着いたころの打ち合わせや会議の開始時間として使われることが多いです。

昼一の意味と使い方

「昼一」は、昼食直後の時間帯を指し、12時台にも使われることがあります。特に、昼休みの終わりが厳密に決まっていない職場や、ランチミーティングの時間を示す際によく用いられます。

「午後一(gogoichi)」を使う時の注意点

「午後一」という言葉をビジネスで使う時は、気をつけておきたい点があります。間違った使い方をしてビジネスに失敗しないように注意しましょう。

上司や目上の人に使うと失礼になることもある

「午後一」という表現はカジュアルな印象を与えることがあるため、フォーマルな状況や上司、目上の人に対して使用する際には慎重になる必要があります。上司や目上の人に使う場合は、略さずに「午後一番」と言ったほうがよいでしょう。

正確な時刻を伝えたい時は使わないほうがよい

「午後一」は特定の時刻を指定する言葉ではなく、ある程度の幅を持つ表現です。そのため、明確な時刻を伝える必要がある場合には、具体的な時刻(例:「13時」や「13時半」)を使用する方が適切です。

「午後一(gogoichi)」の類語・言い換え表現

「午後一」に似た言葉には、こんな表現があります。

  • 午後一番(よりフォーマル)
  • 最初・いの一番・真っ先に(物事の始まりを強調)

ビジネスの場面では、「午後一番」と言った方がしっかりした印象になります。また、「最初」や「真っ先に」を使えば、より分かりやすく伝わるでしょう。

「午後一」の意味にあたる英語表現は?

「午後一」を英語で表現するときは、文脈に応じて使い分けるのがポイントです。

  • First thing in the afternoon(午後の最初の予定)
  • Right after lunch break(昼休みが終わってすぐ)
  • Early in the afternoon(午後の早い時間)

ただし、英語では「午後一」だけでは伝わりにくく、より具体的な時間の指定が求められることが多いため、「1 PM」や「1:30 PM」などを伝える方が確実です。

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まとめ

「午後一」は午後の始まりの時間を指しますが、はっきりとした時刻ではありません。ビジネスの場面では、職場の文化や相手の理解度に応じて使うのがポイントです。

また、「昼一」「午後二」との違いを押さえておくと、より正確なスケジュール調整ができます。グローバルな職場では「午後一」が伝わりにくいこともあるので、具体的な時刻を示すのがベターですね!

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