日本人は言葉で伝えてほしい?日本独特の文化「告白」とは
2022/3/20 最終更新
好きな人ともっと親密になりたい。これは、人間誰しも思うことです。日本では、好きな人に「告白」をして受け入れられてから恋人同士になります。
告白じたい馴染みのない国も多いですが、恋愛において告白は、日本人にとってとても重要なステップです。
今回は、告白の意味や重要性、相手の心を打つ告白の仕方などを紹介していきます。
告白(kokuhaku)の意味
日本では、好きな人と恋人同士になる前に「告白(kokuhaku)」をするのが一般的です。
告白を直訳すると「confess love」となりますが、告白という行為は、海外ではあまり馴染みのない文化ではないでしょうか?
しかし、日本では恋愛において告白は、とても大切な行為です。
そのため、好きになった相手が日本人の場合、恋人同士になるためには「告白」する必要があります。
日本での、恋愛における「告白」は、3つの意味を持っています。
- 相手に自分の想いを伝える
- 相手の気持ちを確かめる
- 恋人同士になるための了承を得る
日本人の告白文化
恋人同士になる前に告白をする「告白文化」は、外国人から見ると不思議な文化と感じる人も多くいます。
母国に告白文化がない外国人は、なぜ告白が必要なのか、告白はどのようにしたらいいのか、この返事は成功なの?失敗なの?と、分からないことだらけではないでしょうか?
そこで、告白の仕方やお決まりのフレーズ、お断りの言葉を紹介します。
告白の仕方
相手に自分の気持ちを伝える方法として、対面で直接伝える、電話で伝える、手紙で伝える、メールやLINEで伝える方法があります。
最も相手に自分の気持ちが伝わる方法は、対面で直接伝える方法です。
緊張感あるその場の空気や、相手を思う気持ちがダイレクトに伝わるため、告白は対面がおすすめです。
緊張して上手く言葉に出来ない場合は、手紙で想いを伝えるのもおすすめです。
手紙の場合は、手書きの手紙を郵便ではなく、「私の気持ちです」と直接渡すようにしましょう。
逆に、メールやLINEを使った告白は、一番相手に気持ちが伝わりにくい方法です。
「メールやLINEでの告白はあり得ない!」と感じる日本人も多いので、告白するときは避けた方がよい方法です。
告白の成功率を高める
告白の成功率を高めるためには、タイミングと雰囲気がとても重要です。
告白のタイミング
出会ってすぐに告白するよりも、何度か2人でご飯やお出かけ、ドライブなどデートをしてから告白したほうが、成功率が高くなります。
他にも、毎日楽しくLINEのやり取りをしている、「一緒にいて楽しい」など相手から前向きな言葉を聞くことができる、友達に自分を紹介してくれる場合などは、告白の成功率が高いでしょう。
相手が喜ぶ雰囲気
日常生活の中で突然、告白されても相手は困ってしまいます。
告白では、相手が「もしかして、告白されるのかな?」と思うような雰囲気作りも大切です。
たとえば、いつもは行かないような夜景の見えるレストランや、ゆっくり話せる個室のあるレストランでのディナー、夕日がきれいな海岸へドライブなどは、告白する雰囲気を自然につくることができる場所としてあげられます。
他にも、2人きりでデートをした帰り道は、相手も好意を寄せている場合、お別れするのがさみしいと感じているため、告白には最適です。
お決まりのフレーズ
告白はとても緊張しますが、相手に堂々とはっきり伝えることが大切です。
告白するときのお決まりのフレーズをいくつか紹介します。
「好きです。付き合ってください。」
「ずっと好きでした。」
「これからも、ずっと一緒にいてください。」
「僕の彼女になってください。」「私の彼氏になってください。」
これらは、定番の告白するときのフレーズですが、この言葉にしばられず、自分らしい言葉で相手に自分の想いを伝えましょう。
お断りの言葉
日本人は、はっきりYES・NOで答えるのが苦手です。
そのため、あなたが言われた返事は、もしかするとお断りの言葉かもしれません。
日本人が言いがちな、お断りの言葉をいくつか紹介します。
「ごめんなさい。」
「これからも、友達として(同僚として)付き合いたい。」
「私(僕)にはもったいない。」
「好きな人がいるんだ。」
このような言葉は、「あなたと付き合うことはできません。」という意味です。
ただ、「時間をください。」と言われた場合は、今後恋人同士になる可能性もあります。
「いつまで時間が欲しいの?」と思ってしまいますが、相手の答えが出るまで待ってあげることが大切です。
告白しないとどうなる?

好きな相手が日本人の場合、告白をしないで恋人同士になるのは難しいです。日本人は、断ることが苦手で、周りと合わせ、気を使う性格です。
そのため、好きでもない人と2人でご飯に行ったりドライブに行ったり、デートのようなことをする場合があります。
恋人同士だと思っていても、相手は友達同士と感じていることも珍しくはありません。
また、告白をしないと「私達付き合っているのかな?遊ばれているのかな?」と相手を不安にさせてしまう場合もあります。
そんな思い違いや、余計な不安を取り除くためにも、好きな相手が日本人の場合はきちんと「告白」をするようにしましょう。
告白にはもう1つの意味がある
じつは、告白にはもう一つの意味があります。
悪いことややってはいけないことをしてしまい、秘密にしていたことを打ち明けるときにも「告白」という言葉をつかいます。
例えば、罪を告白する、テストを捨ててしまったことを告白するなど、後ろめたいことを打ち明けるときも告白を使います。
告白には、恋愛のみならず、胸にしまっておいたことを打ち明けるという意味があるのです。
まとめ
今回は、告白について解説しました。
人によっては、告白なしでも恋人同士になることもありますが、告白はお互いの気持ちを確かめるいい機会になります。
告白するときは、自分らしい言葉で相手にはっきりと伝えることが大切です。
また、告白をされたときは、相手は勇気をだして伝えてくれています。適当な返事はせず、自分の気持ちをきちんと伝えるようにしましょう。
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